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ライカに始まりライカに終わる · 連載コラム(市川泰憲)

第二十四回「ニコンD810を使ってみました」

コーナー名
ライカに始まりライカに終わる
著者
市川泰憲(写真技術研究家、日本カメラ博物館)
対象機材・テーマ
ニコンD810を使ってみました
概要・導入
まず先行機のD800とD800Eは、どちらも同じ撮像素子を使った高画素機で、その違いは何なのかということですが、光学ローパスフィルターのあるなしだとされていました。光学ローパスフィルターは一般的にD800シリーズのように画素ピッチの細かい高画素タイプだと実用上はなくてもいいとされています。ただ、D800Eの光学ローパスフィルターレスは、フィルターがないのではなくフィルターの効果を打ち消すように光学ローパスフィルターを重ね合わせたというのです。なかなかこのあたりは理解に難しく、簡単には合点がいくのですが、よくよく考えると、実際はどうなっているのだろうかということになるのです。でも結局、最新モデル…

1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

【写真1】ニコンD810、AFニッコール35mmF2D(画像をクリックすると大きく見られます)

まず先行機のD800とD800Eは、どちらも同じ撮像素子を使った高画素機で、その違いは何なのかということですが、光学ローパスフィルターのあるなしだとされていました。光学ローパスフィルターは一般的にD800シリーズのように画素ピッチの細かい高画素タイプだと実用上はなくてもいいとされています。ただ、D800Eの光学ローパスフィルターレスは、フィルターがないのではなくフィルターの効果を打ち消すように光学ローパスフィルターを重ね合わせたというのです。なかなかこのあたりは理解に難しく、簡単には合点がいくのですが、よくよく考えると、実際はどうなっているのだろうかということになるのです。でも結局、最新モデルD810【写真1】では単純な光学ローパスレスとなったのですから、最終的にはこのあたりに集約されるのが必然的な流れだったと思うわけです。ということで、D800、D800EとD810を代表的なスペックを抜き出してみたのが【図1】で、同じ高画素のCMOS撮像素子を使ったカメラとしてソニーα7Rも参考までに載せました。ご存じのようにD800シリーズは一眼レフカメラ、α7Rはミラーレス一眼というわけですが、スペックの集約の仕方によってはその差はわからなく、唯一光学ローパスフィルターのあるなしが相違点であり、D810が光学ローパスフィルターレスになったのは十分に納得いく発展形態であるわけです。

【図1】高画素機ニコンD800シリーズとソニーα7Rの比較(画像をクリックすると大きく見られます)

ところで僕の最大の関心事は、6月26日付ニコンD810のニュースレリーズに書かれていた『 高精度なAF に加え、カメラ内部で生じる振動を大幅に低減したことで、有効画素数3635 万画素の解像力を最大限に引き出した、いっそう鮮明でクリアな画像を提供します。』という一文です。これは2年前にD800Eを使った時から、かなり感じていたのです。このとき、撮影画像の結果に対してニコンの担当者から得られた解答は、1)D800Eは、ボディ内駆動(AFカプラー方式)のAF-DレンズにはAFが十分に対応しないので、SWM(超音波モーター)レンズ内駆動のAF-SのGタイプでナノクリスタルコーティングのものを使って欲しい、2)撮影時は三脚を使って、ミラーアップして、ライブビューでピント合わせをして、デフォルトで設定してあるノイズキャンセラーをoffにして欲しい、3)天気の良い日に撮影して欲しい、などでした。もちろんこれは僕だけに対する回答ではなく、ニコンのD800とD800Eを解説するホームページに「テクニカルレポート」としてかなり詳細に記述されているわけですから、多くの人が知る部分でもあるわけです。
D800Eを最初に使った時に、まず気になったのがピントの合焦確率が低いことだったのです。さらにブレてるような感じもあったので、どうしてD4のようにしっかりしたボディに高画素のセンサーを入れなかったのですかとたずねたところ、上述のような撮影技法(解決策)を教えてくれたのです。機構的にはD800シリーズのような画素ピッチ4μmクラスの高画素タイプでは、機械的ブレ幅(振動)を2μm以内に抑えなくてはならなく、難しいのだというようなことを話してくれました。しかし、ある意味で一眼レフを否定するような撮影技法を一般ユーザーに開示したのですから、いかにもニコンらしいきまじめさを感じるところでもあったわけです。

【作例1:明日香さん】絞り優先AE、F2・1/15秒、ISO800、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)
【作例2:ボトルをアップ】絞り優先AE、F2・1/20秒、ISO800、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)
【作例3:駅前のYS-11】絞り優先AE、F5.6・1/250秒、ISO100、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)
■さっそくD810で撮影してみる

いくら理論や原理原則をいってもきりがありません。そこで、さっそくD810で写真を撮ってみようということになったのです。どんなレンズを使うか、これには、さまざまなことを考えましたが、結局はD800Eでダメだといわれた“AFニッコール35mmF2D”をあえて使うことにしました。このレンズはD800Eのときに、AF確度が低いからということで、ライブビューにしてマニュアルでピント合をわせて使っていたのですが、AF-S Gタイプの24~70mmのズームレンズより解像力が高いのであえて使っていたのです。また、このような理由からD800Eで同じ場面を同じレンズで撮影していることが多かったのです。ですから、今回は同時に比較撮影をしなくても必要に応じて過去の結果と見比べてみれば、それぞれの描写特性を比べてみることができるのです。
撮影は、ボディの日付設定、モードの選定、絞りの設定などを除き、基本的にはすべてデフォルト(メーカー出荷時)のまま行っています。
【作例1:明日香さん】 カメラを開梱し、初めてメディアを入れて撮った時の最初の1枚です。絞り優先AEで絞り開放のAF、しかも手持ちの1/15秒。シャッターを切って、背面液晶モニターで拡大して驚きました。レンズに手ブレ補正VRもないのに、まったく問題なく写っていたのです。これでレンズもボディも、今度は使えそうだと正直な印象を持ちました。明日香さんは、高田馬場のギャラリーバー『26の月』のオーナーです(2014年7月31日まで)。12年と10カ月続けたというお店がクローズするというので、1枚撮らせてもらいました。気持ちよく撮影させてくれたのはさすが、大学生のころから写真サークルで腕を磨いた、写真関係人だと思うのです。
【作例2:ボトルをアップ】 やはり作例1と同じ店内で、ボトルを近接してみました。撮影条件は一緒で、文字のシャープさを見て納得したのです。明らかに今までと違う描写です。感度はISO800に設定していますが、シャッター速度は1/20秒ですから、やはり手ブレ補正機構VRのないレンズとの組み合わせでもかなり安定しているのが驚きです。正直、やればできるじゃない!という印象です。そういえば、『26の月』に来る直前、メディアを入れる前に室内で、手持ちで2mぐらい先のエンピツ書きをISO100で絞り開放F2でテスト撮影して、最大限背面液晶モニターで拡大したときの文字のシャープさとエンピツのかすれ具合を見た、写真仲間の宝槻さんは、急にそわそわして帰宅されたのです。どうしたのかと後で聞くと、手元のD800Eを手放し、D810の注文を自宅に戻り即入れたそうです。
【作例3:駅前のYS-11】 D810が発売されたタイミングでは、まだ梅雨は空けていませんでした。それでも午前中だけの青空を求めて無限遠撮影を試みてみました。フォーカスポイントは、マンション屋上の棟屋ですが、棟屋そのものもそうですが、絞りF5.6で避雷針やアンテナ、さらには屋上の手すりも必要十分な解像だと思うのです。

2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

【作例4:CAR】絞り優先AE、F2・1/250秒、ISO100、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)
【作例5:東京の古墳】絞り優先AE、F5.6・1/640秒、ISO100、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)

【作例4:CAR】 あちこちランダムにAFで撮っていると、けっこうビシビシとピントがくるので、絞り開放のF2での撮影がおもしろくなってきました。そこで車のサイドランプをF2開放の手持ち撮影で狙ってみました。車寄せの日陰でしたが、照度は十分あるので、ISO100という低感度で1/250秒が切れました。車のペイントもいい感じですが、透明樹脂のランプカバーの部分をよく見ると、35mmF2最近接の深度の浅さがよくわかります。
【作例5:東京の古墳】 丸い玉石で築き上げられた古墳を真横から狙ってみました。絞りはお決まりのF5.6、本来ならF8あたりに絞ったほうがベスト解像力となるのでしょう。フォーカスポイントは画面中央ですが、周辺に行くにしたがって徐々にアウトフォーカスしていくのがわかります。それでも1個1個の石の質感を感じさせるのが高画素カメラならではの描写だと思うのです。

【作例6:KITAYAMA】絞り優先AE、F5.6・1/640秒、ISO100、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)
【作例7:ラベンダー】絞り優先AE、F5.6・1/125秒、ISO100、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)
【作例8:ノコギリソウ】プログラムAE、F4.5・1/80秒、ISO100、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)
【作例9:ダボハゼおじさん】プログラムAE、F2・1/4秒、ISO100、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)

【作例6:KITAYAMA】 高画素タイプのカメラの用途としては、作品として引伸ばす大きさにもよりますが、僕は個人的には風景写真に向くのではないかと思っています。それも単に画素数が多いということではなく、無限遠に近い風景では、光学ローパスフィルターがないほうが遠景までよく解像するのではないかと思っているのです。光学ローパスフィルターは、読んで字の如く、低周波成分を通すわけですが、逆に読むと高周波カットフィルターということになるわけでして、高周波成分の多い遠景の描写では、光学ローパスフィルターがないほうがいいのではないかと前から思っていました。そこに登場したのが、D800とD800Eですが、D800Eは純粋に光学ローパスフィルターがないわけでなく、効果が打ち消されていたのですが、その写り具合は未知数でした。今回のD810は純粋に光学ローパスフィルターが取り除かれているわけですから、その期待に応えるのかもしれません。
写真は僕の町の北山公園から見たトトロの森ですが、ピントは、空との境界にある樹木の葉っぱに合わせてあります。今回は、レンズの解像力(35mmF2をF5.6)にもよるのでしょうが、いまひとつ僕の仮説を実証できるまでには至りませんでした。やがて機材に余裕ができ、時間もできたら試してみたいテーマです。
【作例7:ラベンダー】 群馬県にある玉原(たんばら)高原のラベンダー畑です。無限遠の風景に対し、有限の距離約2mにピントを合わせてみました。35mmF2をF5.6に絞った時の被写界深度を許容錯乱円0.026mmとして計算してみると約69cmとなります。実際、撮影された画像を拡大して見てみると、ラベンダーの花が十分に結像している範囲を確認するとそんなものかなという感じがします。いずれにしても、結像部分を挟んだ所を境にして前後にボケてるわけですから、ピント合わせは重要になってくるのですが、この作例7以前の作例では絞りF2開放も多いわけですから、ピントの信頼性が高いシステムなら、フルサイズという画面サイズを活かして、ボケを活用した写真を積極的に撮りたいものです。
【作例8:ノコギリソウ】 さらに近づいて最短撮影距離約25cmで、プログラムAEで撮影したので、絞りF4.5のときの描写ですが、背景のアウトフォーカス部のボケもムラがなく無難な描写を示しています。作例7と同じように35mmF2をF4.5に絞った時の合焦ポイント25cmの被写界深度を許容錯乱円0.026mmとして計算してみると、約10mmとなります。実写でもなんとなくそんな範囲だとわかります。ついついここまで撮影してくると、何やらカメラの描写力でなく、レンズそのものの撮影条件の違いによる描写力を見ているような気がしてきました。
【作例9:ダボハゼおじさん】 写真仲間の神原さんのことを僕は親しみを込めて“ダボハゼおじさん”と呼んでいます。ご本人も“ダボハゼ爺”とかいって、お気に入りのようですが、とにかく写真に関係があれば何でも食いついてくるのです。この日も、喫茶店で次期購入ボディは何かなどと密談していたのですが、ニコンD810に話がおよび、このカメラは手持ちでもかなりブレなくうまく撮れるのですよといって、神原さんの顔を感度100、絞り開放F2で手持ち撮影したらシャッター速度1/4秒だったのですが、みごとに作例のようにブレを感じなく写ったのです。作例1の明日香さんは1/15秒でしたが、こちらは何と1/4秒なのです。いくらなんでもそれはないでしょうと思うわけですが、撮影したご本人とexifデータが物語るわけですから、D810はすごいカメラだと思うわけです。レンズは手ブレ補正機構のないAF-Dタイプであり、別に僕がスローシャッターの名手だというのを自慢しているわけではありません。もともとミラーのないライカでもこうはいきません。ソニーもびっくりというわけですが、一眼レフならなおさらのことです。一瞬、僕は目を疑い、ニコンはボディの中に新型手ブレ補正機構を組み込んでしまったのではないだろうかとマジメに考えてしまうほど、みごとなものなのです。(後日、作例2の部分で紹介した宝槻さんがD810にシグマ50mmF1.4 DG HSMを装着して見せにきました。さっそく、お互いに1/5秒という低速での手持ち撮影をやったところみごと成功しました)
カメラの機械的なブレをとことん技術的に詰めていけばこうなるわけです。これは、まさに隠れた部分で技術的なイノベーションであり、ニコンは新しい一眼レフの作り方の方向を見つけてしまったわけです。まさに、失敗は成功の母であり、これからのニコンの一眼レフの在り方というか、さらなる技術的展開が楽しみです。

【作例10:イギリス大使館】屋根中央部下のエンブレムを見てください。絞り優先AE、F5.6・1/640秒、ISO100、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)

【作例10:イギリス大使館】 いつものイギリス大使館の正門から正面玄関を狙ってみました。フォーカスポイントは屋根中央下部にあるエンブレムですが、ここもいつもと同じです。この場所での撮影は、陽のあたり方にも大きく左右され、さらには背景が完璧な青空であるかどうかでも、大きく見た目の印象が変わります。実は、ここに今回撮影の画像を掲載するまでには3日間にわたって晴天を狙って撮影を繰り返しました。それというのも微妙にエンブレムの描写がD800Eの場合と異なるのです。撮影は今回もAF撮影なのですが、すでに撮影したさまざまな場面でのいわゆる位相差検出のAFが大変良好なので、そのまま同じように位相差検出のAF撮影で行ったのですが、D800Eはライブビューによるコントラスト検出AFによって行っていたのです。結局、最終的には、天候状態のよかった3度目の結果を採用しましたが、平面的な部分での描写でなく、立体的な部分でのわずかな文字のシャープさと凹凸の立体感を目安に観察しているのですから、かなり微妙な描写特性を見ているわけです。ただ、この差は、画素等倍にしてモニター上で見たときの話であって、A3ノビ程度に引伸ばしたレベルではなかなか判別はつかないだろうと思います。このあたりが、作例5のほぼ無限遠距離の風景での樹木の葉の判別を試み、1つの判断基準とするのと似ていると思うのです。なお、フォーカスは、AFに加え、ライブビューのMFで背面液晶を使い最大限拡大して(エンブレムが背面モニター上にいっぱいになるぐらい)ピント合わせを行いましたが、AFとの間に解像特性は大きく変わりはありませんでした。この場面は重要なポイントでしたので、AFとMFとも1場面を10カット以上切りましたが、ピントにバラツキはあまり感じなく同じレンズを使ったD800Eのときとはまったく違うのです。改めて、やればできるじゃないのということを痛感し、ニコンのニュースレリーズに書いてあった『 D810は、高精度なAF に加え、カメラ内部で生じる振動を大幅に低減した……』を実感できたわけです。なお同じレンズを使ったD800Eの場合の実写結果は、こちらをご覧ください。こちらもベストショットを掲載していますので結果は大きく変わりありません。

【作例11:国宝正福寺】モアレ発生のチェックです。絞り優先AE、F5.6・1/400秒、ISO100、AWB(クリックすると画素等倍まで大きくして見られます)

【作例11:国宝正福寺】 こちらもやはり今まで各社ほとんどの機種で押さえてきた場面です。撮影は三脚に載せて行いましたが、通常の位相差検出AFにより、フォーカスポインとも依然と変わりません。ところが、前回のD800Eとの結果を比較すると、屋根の下部のほうにモアレが発生してこの部分が合焦ポイントに同一平面上にあるようですが、屋根全体にD810のほうは圧倒的に解像がいいのです。D800Eのときは、屋根の上の避雷針近辺のボケ具合が、他のレンズに比べるとかなり大きかったのです。その理由はレンズの像面の問題だとして僕には不明だとしましたが、同じレンズを使って、同じ絞り値で、同じ三脚で、同じ人間がシャッターを押しても、屋根の上の避雷針のボケ具合も自然であり、D800Eのときと大きな違いがあるのです。このあたりは不思議ですが、ニュースレリーズでいう“高精度なAF に加え、カメラ内部で生じる振動を大幅に低減した”ということで、ピントがシャープになったことは、D810の大きな成果なのでしょう。ただ、より個人的には、D800Eでブレでもなく、ピントが合っていないわけでもないのに、アウトフォーカス部の特異な描写は、大変気になる部分でした。その原因は、あの光学ローパスフィルター効果を打ち消すという、光学ローパスフィルターの組み合わせ方式にあったのではないかと推測するのですが、それ以上はわかりません。深追いは止めます。
D800Eと同じレンズAF35mmF2Dを使った画像は“第二十一回「光学ローパスフィルターのありとなし」”にありますので、参照してみてください。

【写真2】英国大使館正面玄関撮影風景。どれだけの機種をこの正面玄関に正対させただろうか(画像をクリックすると大きく見られます)
■これでよかった!

今回のタイトルは『ニコンD810を使ってみました』【写真2】としました。すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、ニコンD800Eを使ってというタイトルは、過去、僕のブログ“写真にこだわる”の中にはなかったのです。これは僕自身の考え方ですが、納得できないものは掲載しないという筋を自分なりに通しただけなのです。ニコンD800Eが発売されたのが2012年の4月でしたから、この2年間の“写真にこだわる”のバックナンバーにはそのような、もしくは同様のタイトルのレポートは存在していません。一部に、他機種との混載を京都メディアジョイ(京都ライカブティック)のサーバーにアップしてきましたが、2年という歳月は短くもあり、長かったです。結局、ニコン自らが、『 高精度なAF に加え、カメラ内部で生じる振動を大幅に低減したことで、有効画素数3635 万画素の解像力を最大限に引き出した、いっそう鮮明でクリアな画像を提供します。』というような、ニュースレリーズを発表したことにより、やっぱりね、ということになったのです。そこで、さっそくニコンD810を使ってみたのですが、これまでに記述したように素晴らしい写真がコンスタントに手持ちで撮れています。これで、よかったのだというわけです。ずいぶんと長い時間とエネルギーを使いました。 (2014.08)