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カメラレビュー

軍用ライカ

コーナー名
カメラレビュー
対象機材・テーマ
軍用ライカ
概要・導入
ライカにはいくつかの"軍用"とよばれるモデルがあります。 それらは以前からライカコレクターの間で1台は所有したい憧れのコレクションアイテムとされてきましたが、最近のライカブームによりさらに注目を浴びるようになりました。 軍用モデルの中にはもともと生産数が少なかったり、戦時中に紛失したりして現存数が限られているものもあります。また、カメラに限らず軍用機器は民生用に比べて仕様が一段高いという認識が一般にあることから軍用ライカの稀少価値は高まり、それが価格上昇につながっているようです。今や中古市場への流通も稀になってきました。 1930年代頃からライカは軍用に最適なカメラとして採用されました。 当時…

1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

ライカにはいくつかの"軍用"とよばれるモデルがあります。

それらは以前からライカコレクターの間で1台は所有したい憧れのコレクションアイテムとされてきましたが、最近のライカブームによりさらに注目を浴びるようになりました。

軍用モデルの中にはもともと生産数が少なかったり、戦時中に紛失したりして現存数が限られているものもあります。また、カメラに限らず軍用機器は民生用に比べて仕様が一段高いという認識が一般にあることから軍用ライカの稀少価値は高まり、それが価格上昇につながっているようです。今や中古市場への流通も稀になってきました。

1930年代頃からライカは軍用に最適なカメラとして採用されました。

当時軍隊の要求する条件(携帯に便利な小型軽量、高性能、堅牢で故障が少ない)を満たすカメラは

ドイツ製しか見当らず、なかでもライカが最適だったようです。ドイツ軍はライカをIIIa時代から使用しています。

軍用として採用されたライカは、他の民生用ライカと区別する為に軍所有を表す刻印がされたり、特別な色が塗装されました。ライカはドイツだけでなく、敵国にあたるイギリスでも採用されています。戦争終了後もスウェーデン、イタリア、アメリカ等

多くの国の軍隊で使用されました。しかし、世界のカメラ工業に日本製の一眼レフが登場すると、これらの国で使用されたライカは次第に一眼レフへと切り替わり、使用済となったライカは民間へ払い下げられました。これが今日"軍用ライカ"とよばれ、コレクション対象となっているモデルです。

ライカM3オリーブ

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2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

ライカM3オリーブ交換レンズ・革ケース

M3オリーブ用交換レンズにはエルマ-50mm/f3.5、ヘクト-ル135mm/f4.5、ヌ-キー付きのズマロン35mm/f2.8があり、鏡胴には軍の刻印やコード番号が記入してあります。

ライカM3の時代、革ケースはボディーだけでなく、レンズやアクセサリーのひとつひとつに高級な革ケースが用意されていました。オリーブモデルも同様にオリーブ色で統一された革ケースが用意されており、これもライカM3オリーブの魅力の1つとなっています。

軍用ヘクト-ル135mm/f4.5革ケース

軍用ヘクト-ル

135mm/f4.5

用のオリーブ革ケース。一般用はチョコレート色。

軍用ズマロン35mm/f2.8用革ケース

軍用のヌ-キー付きズマロンの革ケース。"ハーフムーンケース"とも呼ばれる。一般用はチョコレート色。ヌーキー付きズミクロン35mm/f2用を兼ねている。

軍用ヘクト-ル135mm/f4.5

鏡胴のベース部にオ

リーブ色のグッタベルカが貼られている。三脚取付座の上に連邦政府所有物を意味するドイツ語「Bundeseigentum(ブンデスアイゲンテュ-ム)」の刻印とコード番号が記入されている。

軍用ズマロン35mm/f2.8

軍用に供給されたレンズ

ズマロン35mm/f2.8 。鏡胴部にコード番号が記入されている。ヌ-キー部にも

連邦政府所有物を意味するドイツ語「Bundeseigentum(ブンデスアイゲンテュ-ム)」の刻印とコード番号が記入されている。

M3オリーブ用革ケース

M3オリーブ用の革ケース。ケースももちろんオリーブ色で統一。背面のスナップボタンの上部に連邦政府所有物を意味するドイツ語「Bundeseigentum(ブンデスアイゲンテュ-ム)」の刻印とコード番号(写真のケースにはついていませんが)が記入されている。一般用はチョコレート色。

コンビネーションケース

軍用コンビネーションケース。ケースももちろんオリーブ色で統一。カメラ、レンズ、アクセサリーが要領よくまとめて収納できるように設計されている。背面には連邦政府所有物を意味するドイツ語「Bundeseigentum(ブンデスアイゲンテュ-ム)」の刻印がされている。

アクセサリー

ライカメーターMC。露出計ケース、そしてブースターケースまでもオリーブ色に統一。

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ライカM3オリーブ

オリーブペイント仕上げのライカM3は西ドイツ陸軍用として配給されたモデルです。背面には連邦政府所有物を意味するドイツ語「Bundeseigentum(ブンデスアイゲンテュ-ム)」の刻印があります。 セットで配付されたと思われる交換レンズや革ケースもオリーブ色で統一されています。交換レンズはエルマ-50mm/f3.5、ヘクト-ル135mm/f4.5、ヌ-キー付きのズマロン35mm/f2.8です。各々のレンズの鏡胴に軍の刻印やコード番号が記入してあります。このカメラの製造台数は144台と言われていますが正確には不明です。

スペックデータ

マウント:ライカMバヨネット式

ファインダー倍率:0.91倍

ブライトフレーム表示:50/90/135ミリ

距離計基線長:68.5ミリ

有効基線長:62.3ミリ

シャッタースピード表示:B・1・2・5・10・25・50・100・

250・500・1000 (後期:B・1・2・

シャッター形式:機械式横走り布幕 シンクロ接点:X接点

露出計:なし

フィルム巻き上げ:初期2回巻き上げ、後期1回巻き上げ

フィルムカウンター:自動復元順算式

フィルム巻戻し:引き上げ式ノブ

セルフタイマー:内蔵

サイズ:W138×H77×D33.5ミリ

重さ:595グラム

leicaM3オリ-ブの特徴

トップ部

フィルム巻き上げノブの軸部分はM3ブラックペイントモデルと違って塗装されていません。

背面には連邦政府所有物を意味するドイツ語「Bundeseigentum(ブンデスアイゲンテュ-ム)」の刻印とコード番号(写真のライカにはありませんが)が記入されています。なかにはドイツの鷲のシールが貼り付けられているのもあります。

背面カバーの裏にもオリーブ塗装されています。

M3オリーブの交換レンズ・革ケース

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