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クラカメ探検隊

Rittreck SP

コーナー名
クラカメ探検隊
対象機材・テーマ
珍しいカメラの使い方講座リトレックSP編
概要・導入
1961年から65年にかけて武蔵野光機から発売された6×9判一眼レフカメラです。 リトレックSPはポートレート、集合写真などいわゆる写真館や商業的目的で使用されていたたため、一般ユーザーにはあまり普及することはありませんでした。 ●型式:6x9判一眼レフカメラ ●使用フィルム:120ロールフィルム:12枚取り ●撮影レンズ:MUSASHINO KOKI LUMINANT F:4.5/92mm ●シャッター:B、1/2〜1/500秒、 ●焦点調節:ノブ回転のラックピニオンによる蛇腹繰り出し式 ●ファインダー:各種交換ファインダー脱着可能 ●フィルム巻き上げ:ダイヤル式

1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

Rittreck SP

1961年から65年にかけて武蔵野光機から発売された6×9判一眼レフカメラです。

リトレックSPはポートレート、集合写真などいわゆる写真館や商業的目的で使用されていたたため、一般ユーザーにはあまり普及することはありませんでした。

●発売:1961年
●型式:6x9判一眼レフカメラ
●使用フィルム:120ロールフィルム:12枚取り
●撮影レンズ:MUSASHINO KOKI LUMINANT F:4.5/92mm
●絞り:4.5〜22
●シャッター:B、1/2〜1/500秒、
●焦点調節:ノブ回転のラックピニオンによる蛇腹繰り出し式
●ファインダー:各種交換ファインダー脱着可能
●フィルム巻き上げ:ダイヤル式

各部の説明

基本操作

2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

*〜各部の名称〜*

1.前面カバー

2.レンズボード固定爪

3.専用レンズボード

4.レンズ(LUMINANT 92mm/f4.5)

5.ファインダー上蓋

6.高速シャッターダイヤル

7.ストロボ接点切替ダイヤル

8.ストロボシュー

9.縦位置三脚穴

10.蛇腹繰り出しダイヤル

11.蛇腹

12.低速シャッターダイヤル

13.ストラップ取付用ピン

14.巻き上げダイヤル

14.シャッターボタン

16.上蓋ロックピン

17.ピント確認用ルーペ

18.三脚穴

それでは使い方をみていきましょうまずフィルムを装填します。フィルムバッグ左上部のロックを上に引き上げるとバックの蓋が開きます。

次にインナーを取り出します。

まず巻き上げダイヤルを反時計回りに回し、ダイヤル側とフィルムマガジン側の赤マークをあわせます。するとインナーのロックが外れインナーが外れます。

次に120フィルムを装填します。

インナー左側に、フィルム裏面が表側になるようフィルムを装填し、指で伸ばしてフィルム先端を右端のスプールの溝に差込んだら、そのスプールをゆっくり時計回りに巻いて、フィルムが戻らない所まで巻きます。

インナーをマガジンに装着します。その際、インナー左上のスプール上部の溝と、巻き上げダイヤルの凸の向きを合わせておかないと入りません。

次にフィルムを撮影可能な位置まで巻き上げます。

巻き上げダイヤルを反時計回りに回転させ、インナー左上の丸窓からスタートマークの矢印が見えるまで回しつづけます。

フィルムマガジンをボディに装着します。ボディ後部左側の溝を、マガジンに凸に合わせてスライドさせ、止まるまで差し込みます。装着できたら、挿入口の銀色のロックピンを下げてロックします。これはマガジンがズレるのを防ぐ為に必ず行ってください。次はいよいよ撮影です。

まず前面カバーを押し上げます。するとレンズが現れます。次にウェストレベルファインダーの上蓋を空けます。丸ピンを押し、蓋を押し上げます。

上蓋を完全に開いたら、次に蓋の裏についているループを、つまみを押して引き上げます。これでファインダーが見やすくなります。

バックのダイヤルを反時計回りに回し、窓の数値を1にあわせます。これが1枚目となります。

次に引き蓋を抜きます。

シャッターをチャージします。カメラを構えて巻き上げダイヤルを手前方向に回転させます。カチッというまで回したところでチャージ完了。これでミラーが下がり、ファインダーからレンズを通した画像が得られます。

次に絞り値を設定します。プリセット絞りですので、まずはレンズ外周の黒いリングを、予め設定した数値に合わせます。これは最終決定の絞り値ではありません。最終決定は銀色のリングで行います。但し、この時点で羽根を絞り込むとファインダーが暗くなってしまい、ピントが合わせ辛いので、とりあえず銀色のリングを開放まで回してファインダーの明るさを確保します。

次にシャッタースピードの設定です。

【※重要】このカメラは低速シャッターと高速シャッターが左右に分かれて配置されており、しかも低速シャッター数値が優先されます。そのため、 1/20より早いスピードで撮影する場合は、まず準備として、カメラを構えて左側にある低速シャッターダイヤルの数値を20に合わせます。これを忘れると高速シャッターでどれだけ数値を変えても、優先である低速シャッターでしか切れません。

低速ダイヤルを20にあわせたら、ボディ右側上部の高速シャッターダイヤルを摘んで持ち上げ、任意の数値まで回転させて銀色の指標にあわせます。

低速シャッタースピードの場合の設定です。

低速で撮る場合は、優先である低速ダイヤルの数値を線に合わせます。

次に、ピント合わせを行います。ファインダーを覗きながら、ボディ右下の蛇腹繰り出しダイヤルを回してピントをあわせます。 ※先ほど、絞り値設定のページ銀色のリングを開放にしたのは、この時にファインダーを明るく見やすくする為です。もちろん絞ったままでもピント合わせはできます。

次に絞りの銀色のリングを軽く反時計回しに止まるまで回転させます。これで、絞りの最終決定です。撮影はボディ前面左下のシャッターボタンを押します。

フィルムの巻き上げは1枚毎にバックのロックを右にカチッというまで押し、ダイヤルを止まるまで回すことで巻上げられます。また、フィルムが終了すると確認窓に2重丸が出ますので、フィルムを取り出します。 これで説明を終わります。