クラカメ探検隊 · コンパクト
OLYMPUS-PEN D
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

オリンパスペンは、35mmハーフサイズで撮影できる気軽なカメラとして製造され、
その価格と写りの良さで当時大変人気がありました。
また、装着レンズによりさまざまなグレードのPENが存在します。
PEN-DはそのコンパクトなPENをそのままに大口径レンズを装着したデラックスモデルで、
F1.9で、とても明るく写りの良いレンズが装着されて、独立した露出計が内蔵されています。
- レンズシャッター式35ミリハーフサイズカメラ
- レンズ:Fズイコー32ミリF1.9
- シャッター:コパル8〜500/1,B,X
- 焦点調節:目測式
- ファインダー:0.5倍 パララックス補正マーク付き
- フィルム巻上げ:ノブ式巻き上げ、クランク式巻き戻し
- サイズ:108×67×50mm
- 重量:約420g
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

まず、裏ブタを開けます。
底板にある開閉つまみを矢印の方向にひねり、下にずらすと裏ブタが外れます。

次に、フィルムを写真のように装填し裏ブタを閉め、開閉つまみでロックします。

フィルムが装填できたらフィルム巻き上げノブを矢印方向に巻きあげ
数回空撮りをしてフィルムを巻き上げます。
次にフィルムカウンターを0に合わせます。
これでファイルムの装填は完了です。

次に撮影に入ります。
まず、ぴんとをあわせるのですが、 このカメラは距離計連動ファインダーではないので、
ピントは目測で合わせます。
そのため、大絞りで使用する時は被写体との距離を十分に測る必要があります。
①
シャッターボタン
②
露出計
③
ピント調節ノブ

ピントを合わせたら露出を調整します。
まず、露出計で被写体の明るさを表す数字を読み取りその数字が④の小窓に
現れるようにします。
この値を合わせたままシャッター速度リングと絞りリングをいっしょに動かせば
適正露出のままで絞り値を変えることができます。
①
シャッター速度リング
②
絞りリング
③
露出計
④
EV目盛り窓

シンプルでスナップ撮影に最適なOLYMPUS PEN-Dでした。
以上で解説を終わります。
オリンパスペン用ストロボ、olympus PEN-flash

オリンパスペン用ストロボのolympus PEN-flashは、アクセサリーシューにシンクロがあるPEN EE-2、EE-3、EES-2などの機種に使えます。シンクロコードがないため、接点がない機種には使えません。背面には露出設定表もあります。
