クラカメ探検隊 · コンパクト
Howto CAMERA / OLYMPUS PEN-FT
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

オリンパスペンシリーズは、ヒットしたペンシリーズの後を継ぎ生まれた、世界初のハーフサイズ一眼レフです。 一眼レフでありながらペンタプリズム部はコンパクト、スマートなデザインを実現しました。今回取り上げるオリンパスペンFTはペンFが発売された3年後の1966年に発売されました。このモデルはペンFを大幅に改良したもので、最大の変更点は開放測光式のTTL露出計の内蔵された点です。カメラを被写体に向けると、セットされているシャッタースピードに応じて、適正な数字がファインダー上に表示されます。このシステムはTTLナンバー方式と呼ばれました。
他にもセルフタイマーの内蔵、ミラーの大型化、1回巻き上げへの変更、ピントグラスにマイクロプリズムの追加など数羽多くの機能が追加されました。
- レンズシャッター式35ミリハーフサイズフォーカルプレーン一眼レフカメラ
- レンズ:Hズイコー42ミリF1.2
- シャッター:メタルロータリーフォーカルプレーン B・1〜500秒、M・X接点
- 焦点調節:目測式
- ファインダー:ポロプリズム式、倍率0.8、視野率92%、 マイクロプリズム
- フィルム巻上げ:レバー巻き上げ、150度1動作
- サイズ:127×69.5×62.5mm
- 重量:約600g
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

まず、裏ブタを開けます。
軍幹部にある巻き戻しクランクを引き上げ、裏蓋を開けます。

フィルムの先端をスプールに差し込み、フィルムのパーフォレーションがスプロケットと噛み合っているかを確認し、フィルムを巻き上げます。

フィルムが装填できたら2回空撮りをします。巻き戻しクランクが正常に回転しているか確認します。
フィルムカウンターを0に合わせます。 これでファイルムの装填は完了です。

フィルム感度ダイヤルをセットします。このダイヤルを正しくセットしないと、露出が正しく計れません。注意が必要です。

撮影が完了したら、フィルムを巻き戻します。まず裏蓋の巻き戻しボタンを押します。

巻き戻しクランクを起こし、巻き戻しクランクを矢印の方向に回していきます。フィルムがフィルムスプールから外れる感触があるまで巻きます。

裏蓋を開けて巻き戻しクランクを引き上げ、フィルムを取り出します。これでフィルムの巻き取りが完了です。

オリンパスペン用の交換レンズも豊富にあります。当時のリストを見ると17本の交換レンズが発売されました。写真の交換レンズは左から400ミリ/F6.3、100〜200ミリ/S、50〜90/F3.5です。メディアジョイでももちろん在庫しております。お気軽にお問い合わせください。これでOLYMPUS PEN-FTを終わります。
