クラカメ探検隊 · 一眼レフ
Leicaflex SL
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

1965年にライカ初の一眼レフとした登場したライカフレックスの後継機として1968年に発表されたのが、このライカフレックスSLです。
一番大きな違いはTTL測光方式が採用されたことで、他にも様々な小改良が施されています。本機の測光系はメインミラー中央部を透過した光を更に後方にあるサブミラーにてボディ下部のCdS素子に送り測光するタイプもので、ファインダーからの入射光に影響されにくいと言う利点があります。
AE化に伴いボディには連動カムが設けられたため、旧来のレンズは改造をしないと取り付けられなくなりました。またミラーアップ機構が省略された関係上、今までのスーパーアンギュロンR21mm/f3.4は取り付けらず、新しくスーパーアンギュロンR21mm/f4が開発されました。
本機と同時に発売されたものにライカフレックスSL MOTがあり、これはライカフレックス用のモーターが取り付け可能なモデルとなっています。
それではライカフレックスSLを見ていきましょう。
- 型式:35mmフォーカルプレーンシャッター式TTL一眼レフカメラ
- ファインダー:固定式ペンタリズム
- 露出計:Cds使用TTLスポット測光式
- 感度連動範囲:ISO12〜3200
- シャッター速度:B、1〜1/2000
- フィルム巻上げ:レバー式
- フィルム巻き戻し:クランク式
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

ボディ側部の丸いボタンを押しながら上に押して蓋を開け、フィルムを装填します。

蓋をきちんと閉じたら、フィルムカウンターが1を指すまで巻き取ります。

矢印部分のボタンを押しながらダイヤルを回し、装填したフィルムの感度の位置に合わせます。

レンズの取り付け方法です。
ボディの赤いボタンとレンズの赤丸の位置をあわせ、レンズを右回り(時計回り)にパチンと音がするまで回します。

レンズを取り外すときはボディの赤いボタンを押しながら左回り(反時計回り)にレンズを回します。

レンズ根本のリングで絞りを決めます。

軍艦部にあるダイヤルでシャッタースピードを決めます。
ここで設定した数字はファインダー内部でも確認できます。

ファインダーです。ファインダーを覗いて右側に二本の指針がありますが、何もない方は測光値を表し、もう一本の先端に丸印がついた方が現在の設定を表します。絞りリングを回して二本が重なるところが適正露出です。

撮影が終わったらボディ底面のボタンを押し込み、巻き戻しクランクを矢印の方向に回してフィルムを巻き取ります。

裏蓋を開け、フィルムを取り出しましょう。

これでライカフレックスSLを終わります。
