クラカメ探検隊 · 一眼レフ
Miranda
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

1965年に発売されたのがミランダGです。
後退上昇式大型ミラーを搭載し、超望遠レンズ使用時などに出やすいミラー切れ(ファインダーの上部が明るくなること)に対処しています。
また、ミランダのカメラは全機種ともファインダー交換が可能ですが、さらにミランダGではピントグラス交換も可能になりました。ピントグラスは発売当時で8種類用意されていて、それを使い分けることで顕微鏡写真から天体写真までカバーできました。
- 発売:1965年11月
- 画面サイズ:24×36mm
- レンズ:標準……50mm/F1.9
- シャッター:フォーカルプレーンシャッター
- シャッター速度:B、1〜1/1000秒
- メーター:Cds外装連動メーター
- ファインダー:交換可能
- ピントグラス:交換可能
- セルフタイマー:内蔵
- シンクロ接点:FP、X接点
- フィルム感度対応範囲:ASA25〜6400
- サイズ:150×97×88mm
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

まずフィルムの装填方法についてです。
ボディ側面の①ボタンを押しながら②のレバーを引き上げて、フィルム室を開けます。

フィルムを入れたら、裏蓋を閉じ、レバーを下げてフィルム室をロックします。
フィルムカウンターは、フィルム室を開けるとSを指し、以降は巻上げる毎に自動的にカウントします。

装填したフィルムの感度に合わせます。
これで撮影の準備ができました。

各部の名称です。
①シャッター速度ノブ
②シャッターボタン
③セルフタイマーレバー
④レンズ着脱ボタン(次ページに説明あり)
⑤絞りリング……左右に付いていて、このすべり止めに指を当てて調節します。
⑥絞り込みボタン
⑦ファインダー着脱レバー(2ページあとに説明あり)
⑧ミラーアップレバー
⑨シンクロ接点……上がFP、下がX接点

レンズを取り付ける時は、ボディ側の赤点とレンズ側の赤点を合わせ、固定されるまでレンズを回します。
取り外す時は、ボタンを押しながらレンズを回します。

ファインダーの交換方法です。
取り外す時は、①ボタンを押しながら②ペンタ部を手前に引きます。

ピントグラスを取り外す時は、①ピントグラス止めを引き、②を持ち上げます。

撮影が終わったら、ボディ底部のボタンを押し、巻戻しクランクを使ってフィルムを巻き戻します。
これでミランダGを終わります。
