クラカメ探検隊
Retina Ia
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)
巻き上げがレバー式となったレチナです。巻き上げればシャッターはチャージされます。
このモデルからレチナも近代的なメカニズムを装備したカメラとなり、2重露出防止解除ボタン、アイレットも設けられた。
また、内部にはフィルムゲート部もスプロケットが上下に付き、ガイドレールも設けられた。
従来、ボディ底部にあったフィルムカウンターもトップカバー上部に移動し、より使いよくなりました。
生産年代:1951年1月〜1954年4月
コダック社内ナンバー:#015/15
大きさ・重さ:約120×75×40mm/約500グラム
製造台数:前期型・約10000台/後期型・約127000台
外装仕上げ・塗り・メッキ等:クローム仕上げ
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

まず、フイルム装填方法です。側面のつまみを倒し裏ブタを開けます。

フィルムの先端をスプールに差し込み、フィルムのパーフォレーションがスプロケットと噛み合っているかを確認し、フィルムを巻き上げます。

裏蓋を閉じるときも、空けるときと同様の方法で行います。レバーをまわし、押さえながらボタンを押して蓋を閉じます。

巻き上げレバーの上部についているカウンターを合わせます。(写真左)
また、巻き戻しダイヤル上部に使用中のフィルムの種類に合わせておくことのできる、メモ代わりの機能がありますので覚えとして利用しましょう。(写真右)

低部右にある前蓋ロック解除ボタンを押し、蓋を開けるとレンズが出てきます。これで撮影の準備が整いました。

左から順に距離計(目測)、シャッタースピード、絞りを合わせます。 シャッターを押し撮影をします。

レンズをしまう時は距離計を最大にし、レンズ上下にあるボタンを中央へ押しながらスライドさせフタを閉じます。

フィルムを巻き上げる時は、底のボタンを押し、解除してから上部右の巻き上げダイヤルを回します。フィルムが完全に巻き上がったら裏ブタを開けて取り出します。
これでRetina Iaの説明は終わりです。
