クラカメ探検隊
CanonP
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

ⅡS改型からフラッシュ機能を省いた、入手しやすい普及機でした。フラッシュを必要としないユーザーが、比較的入手しやすくなるように価格を抑えてあり、フラッシュを使用する際には外部同調式のフラッシュユニットBⅡが使用できます。
型式:35mmフォーカルプレーンシャッター式カメラ
大きさ:136×72×71mm
質量:640g(キヤノン50mm F2.8付き)
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

まず、フィルムを入れ撮影の準備をします。底蓋にあるレバーを引き上げ、「Open」の矢印の方向へ回し、底蓋を外します。

フィルム巻き上げスプールを引き抜き、スプールにフィルムの先端を深く差し込む。この時に膜面の方向に注意してください。

フィルムを安定させる為にカードを刺し、カードの背面にフィルムを挿入する。パトローネとスプールをしっかり奥まで挿入する。
そして裏蓋を付け「close」の矢印方向へ回し、ロックする。

巻き上げノブを回し、フィルムを巻き上げて2回空撮りをする。フィルムカウンターを回し、カウンターを「1」に合わせる。これで撮影準備が完了です。

距離計は無限でロックされています。つまみを下へ押すと解除され、距離計が自由に動きます。距離計をあわせます。

巻き上げてから、シャッタースピードをあわせます。つまみを上げ、あわせたい所まで回します。
上部は1/60秒まで、1/30秒からスローは上部を赤文字の「30-1」に合わせ、側面にあるダイヤルで1/30秒〜1秒まで合わすことができます。

絞りを合わせ、シャッターを押します。これで撮影は完了です。

ASA感度をメモしておきます。(右)、変倍ファインダー(左)50ミリ(0.67倍)、100ミリ(等倍)、測距確認用(135ミリに相当)の1.5倍に切替えることができます。

巻き戻し解除レバーを「A」から「R」に動かし、巻き戻しノブを引っ張り上げて巻き戻します。これでcanonIID改について終わります。
