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クラカメ探検隊 · 中判

ANSCOFLEX2

コーナー名
クラカメ探検隊
分類
中判
対象機材・テーマ
珍しいカメラの使い方講座ANSCOFLEX2編
概要・導入
今回は、アンスコフレックス2です。 アンスコフレックスといえば、とても高級なカメラですが、こちらの2はそれにくらべてとてもユニークでスマートな感じのする、オシャレなデザインのカメラです。 前から見ると四角いファインダーレンズとまるい撮影レンズが並ぶ姿が印象的です。アメリカンデザインの『良き50年代』の典型と言えるでしょう。 それでは、使い方をみていきましょう。 ●ボディ:プラスチックボディの外側をアルミのプレス板金でカバー ●サイズ:H130×W85×D80、530g ●フイルム:6×6、620フイルム ../620film/index.html ●Y-1フィルター、クローズアップレンズ付●1…

1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

今回は、アンスコフレックス2です。

アンスコフレックスといえば、とても高級なカメラですが、こちらの2はそれにくらべてとてもユニークでスマートな感じのする、オシャレなデザインのカメラです。

前から見ると四角いファインダーレンズとまるい撮影レンズが並ぶ姿が印象的です。アメリカンデザインの『良き50年代』の典型と言えるでしょう。

それでは、使い方をみていきましょう。

●ボディ:プラスチックボディの外側をアルミのプレス板金でカバー
●6×6判二眼レフカメラ
●シャッター:1/25程度
●サイズ:H130×W85×D80、530g
●フイルム:6×6、620フイルム ../620film/index.html

●620フィルム編

参照

●Y-1フィルター、クローズアップレンズ付●1954年発売

2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

では、まずカバーを開けましょう。

前面のガレージのシャッターのようなカバーを上にスライドさせると、徐々に上部のフードが左右に開いていき、大型ファインダーレンズが現れてきます。写真は後方部から見ています。)

カバー裏側に設けられた溝にそって開いていきます。

完全に開いた状態です。

次にフィルムの装填です。

ファインダーの手前にある矢印の部分の赤いボタンを押すと、裏蓋が開きます。

フィルムは、6×6判の620フイルムを使用します。黄色い矢印の部分にパトローネを装填し(写真上列)、ボディサイドのフィルム巻き上げノブ(赤い矢印)でフィルムを巻き上げます。(次ページ参照)これで装填は完了です。裏蓋を閉じます。

右下の写真は、撮影終了後フィルムを巻き上げ切った状態です。

フィルムの巻き上げはボディのサイドにあるノブで行います。

ノブは90度しか動きませんので、数回前後に回転させることでフィルムを巻き上げます。

ここで注意したいのは、実はこのカメラにはフィルムカウンターがないのです。

ボディの後部中央にあるまるい小窓をのぞきながらフィルムのリーダーペーパーの番号を読み取る必要があります。(上の写真では4になっています。)

撮影の際の距離合わせは固定フォーカスのため特に必要ありませんが、被写体が近い場合にはクローズアップレンズ(左)を入れるようになっており、また、モノクロフイルムで風景などを撮影するときのためにY-1のフィルター(右)が組み込まれています。このレンズとフィルターの選択は前面下部に2つ並んでいるノブで行います。どちらかを選ぶと他方が引っ込むような仕組みになっています。

フィルム巻き上げノブの下にある赤いボタンがシャッターボタンです。

写真のように手の中に包むように持ちましょう。すんなりとフィットする形のデザインの良さを感じることと思います。上からファインダーを覗きこむと驚くほど明るく見やすくなっています。

シャッターを1回切るとシャッターボタンは引っ込んだままの状態になります。

二重撮影防止のための仕掛けなのですが、ここで安心してはいけないのが、フイルムを1コマ巻き上げるのにフィルム巻き上げノブを数回巻き上げなければなりませんが(1と2を往復させます)、ノブを1回巻いただけでシャッターボタンは飛び出してきてシャッターが切れる状態になってしまいます。 (青い矢印)

以上がアンスコフレックス2の使い方ですが、意外と簡単で扱いやすいものだったと思います。また、眺めているだけでも素敵なフォルムを持ったカメラではないでしょうか。愛着のもてる一機です。