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8mmフィルムで映像を作ろう
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)


ようこそ目次
このページでは、8mmフィルムを使って映像を撮るための基本的な方法を紹介しています。
8mmフィルムって何?というところから始まって、カメラ・フィルムなどについて解説しています。
このホームページを見て、8mmカメラを回してみようかなという気になっていただければ、うれしいです。
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① 8mmフィルムって何?
② なぜ8mmフィルムを使うのか
③ シングル8とスーパー8
④ 用意するもの
⑤ フィルムの入れ方
⑥ 実際に撮影する
⑦ 8mmならこんなことができる
⑧ 現像に出す
⑨ 編集する
⑩ 映写する

2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント
8mmフィルムで映像を作ろう!
8mmフィルムって何?

さて皆さん、8mmと聞くと何を思い浮かべますか? 普通8mmビデオを思い浮かべるのではないでしょうか。まあ、人によっては、ハンディカムを持って踊る内藤たかしかもしれませんが・・・。
それはさておき、ここで扱うのは、8mm映画です。ビデオではなくフィルムに映像を記録する映画のひとつです。といっても難しく考えないでください。ビデオと同じぐらい簡単に撮影することができますから。それで、この“8mm"というのは、もちろんフィルムの幅のことです。普通の写真用や、商業映画のフィルムが、35mmですから、だいたいその1/4ぐらいの幅です。映画用のフィルムとしては、一番小さいものです。それだけに、気軽に扱うことができます。
ところで、“何でいちいち8mmフィルムで映像を作るのか"とお思いかもしれません。次のページでは、その理由を説明しましょう。
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8mmフィルムで映像を作ろう!
なぜ8mmフィルムを使うのか。

どうしてビデオではなく8mmフィルムを使うのでしょうか。
確かに、ビデオは手軽ですし、テープも非常に安価です。でも、その映像は、色に深みがなく、画質も非常に荒いものです。それに対して、8mmフィルムだと、色も鮮やかで、画質のほうも、たとえ200インチに拡大しても粒子の大きさなど気になりません(?)。画質本位で考えると8mmフィルムで映像を作るのは非常に魅力的です。また、8mmフィルムで撮影したものをビデオに変換しても、普通のビデオカメラでは得られない色彩になります。もしあなたが、カメラや映像に興味があるのなら、ぜひ8mmフィルムにチャレンジしましょう。
つぎのページでは、実際に8mmカメラを使う上で覚えておかなければならないことを少しだけ説明します。
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シングル8とスーパー8

シングル8とスーパー8というのは、8mmフィルムの種類の名前です。
この二つは、フィルム自体はどちらも同じ形で、同じ映写機で上映できるのですが、撮影前のフィルムが入っているマガジンの形が違うために、使用するカメラが異なります。現在、シングル8は富士フイルムが、スーパー8はコダック(米)が製造しています。しかし、スーパー8のほうは国内に現像してくれるところがないので、シングル8のほうがさまざまな面で便利でしょう。次のページでは、シングル8のカメラを使って撮影していくために必要なものを紹介します。
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用意するもの

フィルムエディター
- カメラ(シングル8用)
カメラには、音を同時に録音できるものとできないものがあります。
録音できないカメラでも、アフレコ用のフィルムを使えば、後から音を付け加えることもできます。しかし、BGMや効果音などをテープやCDで流すだけでも、十分におもしろい作品になります。
- フィルム(フジクロームR25またはRT200)
詳しくは次のページで説明します。
映写機
これも音を再生できるものとできないものがあります。
- フィルムスプライサー
フィルムを編集(切り貼り)するときに使います。
- スプライジングテープ
フィルムをつなぎ合わせるときに使います。
フィルム同様の穴(パーフォレーション)があいています。
- 三脚(あったら便利。)
- フィルムエディター(あったら便利。)
映像を画面で見ながら編集できます。
これらの機器を入手するには
これらの機器の多くは、現在では生産されていないので、当社などの中古カメラを扱っているお店で、探してください。
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フィルムの入れ方

フィルムを入れる前に一度シャッターを押してみてきちんと駆動するか確認してください。動かない場合は、電池切れか故障です。そのような時は、とりあえず電池を交換してみましょう。
フィルムの入れ方は実に簡単で、このようにポンと入れるだけです。唯一注意しなければならないのが、フィルムゲートにフィルムが入っているかどうかですが、フィルムがたるんでいなければそのまま入るので大丈夫です。
フィルムは、感光度の違うR25とRT200の二種類があり、さらにそれぞれサイレント用・サウンド用・アフレコ用があります。
サウンドカメラにもサイレント用のフィルムを使用できます。
昼間太陽光の下で撮影するときはR25を、室内など照明の下で撮影するときは、RT200を使用します。
1本のフィルムで、3分間強撮影できます。
いよいよ次は実際の撮影です。
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実際に撮影する

それでは実際に撮影してみましょう。
8mmカメラはその多くが家庭用に作られたものなので、誰でも簡単に撮影することができます。それでは撮影時のチェックポイントを以下にまとめておきます。
- 撮影場所の明るさは十分ですか?
夜間や室内などは思った以上に暗くうつるので、ライトを使って被写体を明るくした方が安全です。ただ、一度うつしてみないとなんともいえないので、経験が必要なところでもあります。
- 絞りは自動(EE)になっていますか?
普通は自動にしておくのがいいでしょう。
- 撮影速度は18コマ/秒になっていますか?
普通の8mmフィルムでは1秒間に18コマのスピードで映写するので撮影する時もこのスピードで撮影しなくてはなりません。
- ピントはあっていますか。
ファインダーをのぞいて調節してください。レンズの距離表示と実際にピントが合う距離がずれているときは、視度調節がずれているときがあります。ファインダーの目を当てる部分を回してみてください。
だいたいこのようなことを確認したら、後はシャッターを押すだけで撮影できます。
はじめは何も気にせずに自由に撮ってください。フィルム1本分を撮り終わったらなるべく早く現像に出してみて、見てみましょう。(現像についてはまた後で述べます。)自分の思っていたのとは意外と違う感じになっていると思います。後は、その経験を生かして8mmを自分のものにできるようにがんばってください。
次のページではちょっとした特殊技法をお教えします。
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8mmならこんなことができる

ここでは8mmフィルムならではのちょっと変わった技法を少しだけ紹介します。
- スローモーション
1秒間に18コマより多いコマ数で撮影するとスローモーションになります。
多くのカメラにこの機能がついています。
- コマ撮り
これは1コマずつ撮影することです。これによって、時間を大幅に縮めた映像(スローモーションの逆―微速度撮影)やアニメーションを撮影することができます。
これも多くのカメラについている機能です。
- 二重写し
これは1度撮影したフィルムを巻き戻して、もう一度その部分に感光させると、二重に重なった映像を撮ることができます。ただ、これは少し高等な技法なので、きれいに仕上げるのはちょっと面倒くさいかもしれません。
このような機能は家庭用の8mmビデオではなかなか実現できないもので、8mmフィルムならではといったところでしょう。
次のページでは、現像について紹介します。
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現像に出す

8mmフィルムの現像は数十分でできるスピード現像というわけにはいきません。
「シングル8とスーパー8」のところでも書いたように、現在スーパー8を現像してくれるところは日本にはありません。シングル8のほうも東京にフジフィルムのラボがあるだけなので、現像するにはそれなりに時間が必要です。
大きなカメラ店ではたいてい現像の取次ぎをしてくれるはずです。だいたい1週間以上はかかるかと思います。
現像が終わったフィルムはリールに巻かれて帰ってきます。これを映写機にかければすぐに上映することができますが、せっかくですから少し編集してみましょう。
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編集する

フィルムスプライサー
編集といっても難しいものではありません。
要するに、使いたい部分を切り貼りしてつなげていくだけです。
必要なのは、フィルムスプライサーとスプライジングテープです。この他に、編集機(フィルムエディター)があればフィルムを見て選んでいくのには便利ですが、なくても大丈夫です。極端な話、はさみとセロハンテープでも切り貼りすることが可能です。
サウンドテープでは、音声の記録されている部分と画像の記録されている部分が18コマずれていることに気をつけてください。ほかに注意しなければけないのは、編集してリールに巻く時に、画像の左右を反転して巻いてしまわないようにすることぐらいです。
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映写する

いよいよ映写です。
映写機もなかなか手に入りにくいものですが、内部のベルトのしっかりしているもので、ランプが購入可能なものでなくては、実際にはつかえません。当社など、中古カメラ店をまわってみてください。
映す場所はスクリーンでなくても、白い壁やふすまなどでいいでしょう。
映写機にフィルムをかけて、ピントを合わせれば、準備完了です。
その独特の色合いや、粒子の細かさは、テレビ画面やビデオプロジェクターで見るのよりかなりいいもののはずです。
唯一注意しなければならないのは、フィルムが絡まってその巻取りが止まってしまったときです。ランプがかなり熱くなっているので、すぐに消さないとフィルムが溶けてしまいます。
以上でこのホームページは終わりです。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
是非8mmフィルムに挑戦してみてください。
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