クラカメ探検隊
VITESSA L
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

軍艦部から突き出した"煙突"(プランジャー)が特徴的なこのカメラ。そのプランジャーはフィルム巻上げとシャッターチャージの役目を果たします。変わった(?)外観ですが、名レンズだけあって描写はさすがです。
シャッター:レンズシャッター方式、T,B,1〜1/500sec
レンズ:Voigtlander Ultron 50㎜ F2.0(vitessa)
ファインダー:逆ガリレイ透視式
ピント調整:一眼二重像合致式、連動距離計
露出計:セレン光電池、単独、指針露出計
シンクロ:X,M接点
フィルム巻き上げ:プランジャー式
サイズ㎜、重量:W135 H80 D45、700g
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

まず、フィルムを入れて撮影の準備をします。底部の中央にあるレバーを立て、そのレバーをひねって「OFF」と書いてある横の線に合わせます。そうして引っ張ると裏蓋全体が外れます。

フィルムを右から左へセットします。セットしたら表にあるフィルムカウンターを手動で合わせ、蓋を閉めます。

レンズはシャッターボタンを押すと開きます。さあ、撮影をしましょう。

左のプランジャーを下まで押してフィルムを巻き上げます。この時、同時にシャッターもチャージされます。レンズ上のダイヤルでシャッタースピードを合わせます。

絞りは軍艦部の露出計で計った数値とレンズ下の赤数字とを合わせます。レンズ斜め下のツマミを引きながら合わせます。そうするとシャッタースピードを変えたときに適正露出内で絞りが連動します。

背面のダイアルを動かしてピントを合わせ、シャッターを切ります。

セルフタイマーはプランジャーを押し、セルフタイマーをかけて(写真)からシャッターを切ります。

撮影が終了したら、底部にある巻き戻しの解除ボタンを押し、左にある巻き戻しレバーを引き上げ、回して巻き取ります。

最後にレンズをしまいます。写真のようにレンズを下に押すと簡単に締まります。これでVITESSA Lの説明を終わります。
