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クラカメ探検隊 · レンジファインダー

Vitessa

コーナー名
クラカメ探検隊
分類
レンジファインダー
対象機材・テーマ
珍しいカメラの使い方講座vitessa編
概要・導入
今回はビテッサの取扱方の説明です。 1950年にドイツのフォクトレンダー社から発表されたこのビテッサはとてもユニークなカメラです。前部のカバーが観音開きになり、中からレンズが撮影状態にせり出してきます。外観はほとんど突起物がなく角に丸みを持っています。このカメラの使い方が、案外わかりにくいかもしれません。 ●ファインダー/一眼式連動距離計(基線長40mm) ●レンズ/カラースコパー50mmF2.8 ●シャッター速度/1〜1/500,B ●サイズ/135×75×73(撮影時),43(格納時)●重量/ 660g

1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

今回はビテッサの取扱方の説明です。

1950年にドイツのフォクトレンダー社から発表されたこのビテッサはとてもユニークなカメラです。前部のカバーが観音開きになり、中からレンズが撮影状態にせり出してきます。外観はほとんど突起物がなく角に丸みを持っています。このカメラの使い方が、案外わかりにくいかもしれません。

では始めましょう。

●ファインダー/一眼式連動距離計(基線長40mm)
●レンズ/カラースコパー50mmF2.8
●シャッター速度/1〜1/500,B
●サイズ/135×75×73(撮影時),43(格納時)●重量/ 660g

2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

まず、フィルムを入れましょう。底部中央にあるレバーを立ち上げます。

レバーをOffの字にあわせるように90度回転させそのまま引っ張り、ケースの部分をボディからはずします。

パトローネを入れ、フィルムの端を左側にある軸の縦溝に差し込みます。

ボディ左上にあるフィルム巻き上げ棒を押しながらフィルムを進めます。巻き上げ軸に確実にセットされていることを確認しましょう。

フィルムがセットされたなら、ケースに納める前に、前面右のフィルムカウンターを矢印の方向に(反時計回り)回し◆印にあわせておきます。

ボディをケースに納めます。

底面のレバーを元通りに90度回し、しっかりと閉めます。

撮影方法ですが、まずレンズを出すために、シャッターボタンを押します。

レンズカバーが左右に開き、レンズ部が出てきます。カチッと完全に止まる位置まで引き出します。これが定位置です。

ファインダーを覗き、ボディ背面上部のリングを回しながら、二重画像合致式でピントを合わせます。上面には、その時の距離と被写界深度が表示されています。

これで撮影可能です。

撮影終了後には、レンズを閉じます。上の写真のように、レンズ部の上下を親指で押しやると、左右のカバーも一緒に閉じてきます。右上部に飛び出ているフィルム巻き上げ棒を下に押し込めば終わりですが、このときは内部のクラッチが外れているので、フィルムは送られないようになっています。

フィルムを巻き戻すには、底面にある巻き戻しレバーを起こし(写真:右手)、同じく底面にある巻き戻しボタンをおしながら(写真:左手)、レバーを矢印の方向に回します。巻き切ったなら、最初にフィルムを入れたときのようにボディをケースからはずし、パトローネを取り出して下さい。

いかがでしたか。撮影時だけでなく、レンズを出したり収納したり、というところまでなかなか楽しめる1台ではないでしょうか。