クラカメ探検隊 · レンジファインダー
ツバサクローム
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

127フィルム(ベスト判)使用のオプトクロ-ム社の製造です。
ベスト判は、一部の白黒フィルムをのぞいて現在は生産が終了しています。
型番から127フイルムともよばれています。中判フィルムのいわゆる120(ブローニー)フィルムよりも
小さく、そのためかわいらしいカメラが多くあります。
今回紹介するツバサクロームもボディは軽量でコンパクトです。
- 発売:1937年オプトクローム社発売
- レンズ:ルコマーアナスチグマット75mmF6.3
- シャッター:T・B・1/25〜1/150
- 使用フィルム:127フィルム
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

フィルムを装填するためにフィルム室を引き出します。ボディサイドに付いているレバーを矢印の方向に押すと
カチッと音がしてボディ裏側のフィルム室が開きます。

右側が127フィルム、左側が120フィルムです。このようにサイズが違います。

フィルムを装填します。右側の空きスプールにフィルムの片方を巻き付け、スタートマークが出てくるまで巻き上げます。

フィルムの巻上げはボディ裏側についた赤窓を通して撮影枚数を確認しながらおこないます。

シャッターはレンズシャッターです。絞り目盛はF6.3〜32となっています。

撮影が終わったらフィルムを全て巻き上げてからフィルムを取り出します。
フィルムは全国のコダック系のラボと取引のある写真屋さんで現像・プリントができます。
ベスト判のスプールは結構貴重ですので、現像に出す際は『要 スプール返却』と申し添え、スプールを返してもらいましょう。
これでツバサクロームを終わります。
