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クラカメ探検隊

Miranda G

コーナー名
クラカメ探検隊
対象機材・テーマ
珍しいカメラの使い方講座miranda_g編
概要・導入
ミランダカメラは1955年(当時はまだオリオンカメラでした)国産初のペンタプリズム装着一眼レフ、ミランダTを発売したメーカーです。コンタックスSには7年遅れたものの、国内のメーカーには大きな影響を与え、一眼レフ時代の幕開けを飾ったのです。このミランダGは1965年の発売で後退上昇式大型ミラー付きでピントグラス交換可能、外付式Cdsメーターに連動するなどの特徴を持ったカメラです。またシャッターボタンが前面にあるのもミランダカメラの特徴です。

1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

ミランダカメラは1955年(当時はまだオリオンカメラでした)国産初のペンタプリズム装着一眼レフ、ミランダTを発売したメーカーです。コンタックスSには7年遅れたものの、国内のメーカーには大きな影響を与え、一眼レフ時代の幕開けを飾ったのです。このミランダGは1965年の発売で後退上昇式大型ミラー付きでピントグラス交換可能、外付式Cdsメーターに連動するなどの特徴を持ったカメラです。またシャッターボタンが前面にあるのもミランダカメラの特徴です。

  • 発売年:1965年
  • 型式:35mmフォーカルプレーンシャッター式一眼レフ
  • レンズ:50mm/F1.9
  • 使用フイルム/画面サイズ:35mm/35×24mm
  • ファインダー:ペンタプリズム式、交換可
  • シャッター:布幕フォーカルプレーン
  • シャッタースピード:B,1〜1/1000秒
  • シンクロ接点:FP,X接点
  • サイズ:96×146×86mm
  • 重量:880g

2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

まずは、フィルムを装填をするために裏蓋を開けます。

カメラの裏蓋を開けるために、左の写真の青い矢印が指す方へ突起物を押してください。

それを押しながら、ピンクの丸のなかのツメを中央の写真のように上へ持ち上げます。

これらを終えると裏蓋がカチッといい、右の写真のように開けることができます。

  • 巻き戻しクランクを上げたまま、フィルムをフィルム室に入れます。

(フィルムを入れたら巻き戻しクランクはもとの位置に戻してください。)

  • フィルムの先端を慎重に引き出し、フィルムを巻き取りスプールの溝に差込みます
  • フィルムを巻き取りスプールに巻きつけ、フィルムのパーフォレーションをかませます。
  • 裏蓋を閉めてから、巻き上げレバーを巻いてフィルムをフィルムカウンターの"1"のところに合わせてください。

これでフィルムの装填は完了です。

次はレンズの交換をします。

レンズを取り外すためには、写真の円の中にあるレンズ側のつまみを

レンズ側へ押し付けます。

矢印の方へ回し、レンズ側の赤い点をボディ側の赤い線にあわせ、カメラ本体から離します。

このカメラの特徴の一つがマウントにあります。

それは44mmのスクリュー式とバヨネット式のダブルマウントです。

これにより双方のレンズを使い分けることができます。

ミランダはオリオン社の時代から、交換式ファインダーを導入していました。

その種類はウエストレベルファインダーをはじめ、cds露出計を組み込んだものなど様々です。

このミランダGもファインダーを交換することができます。

そこでファインダーの取り外し方法を見てみましょう。

  • まずファインダーを外すためにボディ上面、ファインダー横のつまみを写真で示しているように矢印の方へ引きます。
  • つまみを持ったままファインダーを後ろに引くことでカメラ本体から外すことができます。

右の写真はピントグラスをカメラ上面から見たものです。次はピントグラス交換の方法を見てみましょう。

  • ピンク色の丸で囲っている部分がピントグラスを押さえているピンです。

それらをピントグラスの上から、写真に示しているように矢印の方向へ動かします。

  • ピントグラスから出ているつまみを持ち上げると、取外すことができます。

撮影に関するいくつかの操作方法を見てみましょう。

  • 左の写真から説明します。

まるで囲っているレンズのつまみを矢印方向へ押すことによってそのときの被写界深度を確認することができます。

被写界深度とは絞り値に反映される写真の移り方の違いです(ぼけの具合など) 。

  • 右の写真中、レンズ左横のレバーを下げることによってミラーアップをすることができます。

ミラーアップをすることによりシャッターを押した瞬間に生じるミラーの反動をなくすことが可能になり

よりぶれにくい写真を撮ることができます。

次にセルフタイマーの使い方を見ておきましょう。

  • ピンクの丸で囲っているのがセルフタイマーレバーです。
  • それを右写真のように下へ向かって下げます。
  • タイマーのセットを済ませたら、シャッターレバーをまわします。
  • セルフタイマーレバーの後ろにあるボタンを矢印の方へ引きます。

これらの行程を終えるとタイマーが作動しはじめ、約10秒後にシャッターがおります。

  • 写真で示しているのがASA感度です。フィルムの感度をここで設定して下さい。ただしミランダG単体には露出計は付いていないので必ずしも設定する必要はありませんが、覚えとして使用して下さい。この感度表示には黒い数字と赤い数字が付いていますが、カラーと白黒フィルムで使い分けるなどといった使い方ができます。

最後にフィルムの巻き戻しをします。

  • 撮影が終了したらカメラ底面の指で示しているボタンを押して下さい。
  • フィルム巻き戻しクランクを矢印の方向にまわしてください。
  • フィルムがスプールから外れる小さなカチッという音がします。

その後、数回まいて巻き戻しクランクにフィルムの抵抗がなくなったら完了です。

  • カメラの裏蓋をあけ(フィルムの装填のページ参照)、フィルムを取り出します。

尚、フィルムを取り出すときは巻き戻しクランクを上げた状態にしてください。