クラカメ探検隊 · 中判
kowaSIX
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

コーワシックスは、1968年にプロユースや高級アマチュアを狙って発売されました。
ミラーのクイックリターンや、フィルムバックの交換などはできませんが、フィルムは120(6×6版12枚撮のブロニーフィルムで全面裏紙つき)と220(裏紙をリーダー部のみにした24枚撮の長尺タイプ)の切り換えが可能です。
また、クランクの巻き上げはスタートマーク式で、セルフコッキングになっています。
1970年に、ピントフードが中折れ式のワンタッチ式開閉に改良され、ルーペもバヨネット式で、視度調節用に交換できるようになっています。
コーワシックスシリーズとして、1・MM・2・コーワスーパー66があります。
●ファインダー/ウェストレベル、ペンタプリズム交換式、TTL式、スポーツタイプ
●視野率/90%
●シャッター速度/T、1〜1/500
●焦点調節/ヘリコイド繰り出し
●サイズ/138×120×152mm
●重量/約1700g
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

裏蓋をいっぱいに開き、着脱レバーをボディ後方に起こして裏蓋を軸ごと外します。
(装着するときは、着脱レバーを同様に起こして軸を差込み、レバーを戻します。)

使用するフィルムに合わせて、次の2行程を行います。
まず、フィルムの圧板のさしかえですが、圧板を押しながらずらして外します。
12枚撮なら圧板の12(黄色)を黄色の指標に、24枚撮なら24(赤色)を赤色の指標に合うように圧板の向きをさしかえます。

次にカウンターを使用するフィルムの枚数に合わせます。

新しいフィルムは下のスプール室に入れます。
このとき、空のスプールを上のスプール室に入れておきます。
スプールつまみは引いて回すと出たままで止まるので、スプールを出し入れするときに便利です。

フィルム先端を巻き取りスプールの溝に差込みます。
少し巻くとスタートマーク(一般に矢印)が出てくるので、指標にあったところで止め、裏蓋を閉めます。

フィルムカウンター窓に数字の1が出るまで巻きます。

ボディ側の赤点とリング上の赤点を合わせるとシャッターボタンのロックができます。
緑点と赤点を合わせると解除されます。

ファインダーフードの蓋を持ち上げると、自動的にファインダーフードが開き立てられます。

フード内の矢印ボタンを操作するとルーペが自動的に準備されます。
あとは、好きなように撮影するだけです。
これでコーワシックスの使用方法の説明を終わります。
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