クラカメ探検隊 · 大判
Howto CAMERA / CAMBO WIDE
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

カンボWIDEの特徴はフロントシフトが左右に15mmずつでき、またフロントパネルの向きを変えることによって、上下に移動が可能になる事です。この機能を使うと下記の様な使い方ができます。
建物を下方から撮影すると、先細りに写ります。それは建物の上部と下部でカメラからの距離が違うからです。建物を実際に見ている形で写すには「アオリ」を使って撮影します。
「アオリ」を使用すると先細りの建物を真っ直ぐ垂直に写すことができます。もちろん、4×5スナップも手持ちで撮影できます。通常「アオリ」を使用できるビューカメラは持ち運びが不便で撮影時には三脚を必要としますが、カンボワイドなら、持ち運びも便利。ビューカメラとちがって三脚がいらず、手持ちで撮影できます。三脚の使えないスチュエーションで強力な武器となります。
また、ホースマン612ホルダーを併用することにより、迫力のある本格的なパノラマ撮影ができます。
※「アオリ」とは・・レンズの光軸をずらすことにより、また移動をさせることにより被写体の全てにピントを合わせたり、形を変えたりする事が可能になる機構です。
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

「アオリ」部分の向きを変えてみましょう
フロント部分の左右にある止め具をスライドしてはずします。

はずしたフロント部分を90度回転させて上下に動くようにセットします。

上下に動くように付け替えたフロント部分を左右の止め具で固定します。これで付け替えができました。

次は、カンボワイドにホースマン612ホルダーを装着して、パノラマ撮影をしてみましょう。
ピントガラスをはずします。

ピントガラスの上部にある留め具をスライドしてストッパーを解除します。

ピントガラスの上部にある、とめ具をスライドして解除します。

止め具の内側にあるレバーを押して、とりはずします。

ピントレンズが外れました。

はずした所に、ホースマン612ホルダーをつけ、とめ具をスライドさせて固定します。これでホルダー装着完了です。

次に、撮影してみましょう。フイルムを入れ、シャッタースピードをあわせます。

絞りをあわせます。

チャージをかけます。

シャッターを切ります。これで撮影できました。

こちらが撮影例です。
