クラカメ探検隊 · その他・レンズ/アクセサリー
KINGシークエンス8モデルx‖
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

KING シークエンス8 モデルX-˘ シークエンス8は、連続した動きを1枚の写真に8コマまで分解撮影できるポラロイドカメラです。 ●型式:電子制御式8連インタ-バルシャッタ-付連続写真撮影用ポラロイドタイプカメラ●使用フィルム:ポラロイドT107(白黒ASA/ISO3000) T108(カラーASA/ISO75) T667(白黒ASA/ISO3000) T665(白黒ネガ・ポジASA/ISO75) T668(カラーASA/ISO75) ●レンズ:55mm/F6.3 ●シャッター:上下走行式メタルスリットシャッター●シャッタースピード:1/300秒●シャッターインターバル:インターバルタイムは無段階連続可変、8コマ撮影所要時間0.07〜7秒まで自在●絞り:F6.3、8、11、16、22、32、45、クローズ●撮影距離:3.5m(固定焦点) ●被写界深度:F6.3で2.5m〜5.8m、F16で1.8m〜∞●シャッターセット:レバ-式セット角110゜(予備角10゜) ●ファインダー:フレ-ム式スポーツファインダー(折りたたみ可能) ●画面サイズ:74mm x 96mm ●コマサイズ:24mm x 37mm 8コマ●電源:3Vリチウム電池(CR-1/3N)2個、1.5Vアルカリ・マンガン電池(LR44)4個あるいは 1.5V酸化銀電池(SR44、G-13)4個使用●チェッカーライト:シャッターセット警告ランプおよびバッテリ-チェッカ-兼用●コネクター:インプットおよびアウトプットコネクター(ボディ底部に組込み) ●三脚取付ネジ:U1/4 20山●サイズ・重量:147x267x106mm(収納時)・1960g(電池含)
各部の説明
基本操作
2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント
*〜各部の名称〜*

1.レンズ
2.ファインダーフレーム
3.ファインダ-接眼部
4.シンクロターミナル

5.インプットコネクター
6.三脚ネジ穴
7.アウトプットコネクター

8.チェッカーライト
9.シャッターインターバルスイッチ
10.シャッターインターバルダイヤル
11.アクセサリーシュー
12.オ-ト・マニュアル切替スイッチ
13.絞り値表示窓
14.シャッターボタン
15.シャッターセットレバー

16.バッテリーキャップ
17.絞りダイヤル

それでは使い方をみていきましょうまずバッテリーの入れ方です。ボディ底面のバッテリーキャップをスリットさせ、電池を収納します。リチウム電池は2個、G13タイプバッテリー(LR44、SR44)は4個使用します。

フィルムを入れます。フィルムパックは端を持ち、中央の黒色遮光紙を押さないようにして下さい。カメラの裏蓋開閉ストッパーを外して裏蓋をあけ、フィルムを閉じてある方をカメラのヒンジの方に入るように押し込み、フイルムを上から押さえてぴったりセットします。白タブが中に折れ込んだり下に出ないように注意して裏蓋を閉め、ストッパーを元に戻します。

安全カバーを引き抜くと白タブがフィルム引き出し口から出てきます。白タブが出ていない時は裏蓋を少しだけ開け、フィルムを動かさないように白タブを外に出します。これで一枚目の撮影準備完了です。

この時、安全カバ-の黒タブがフィルム引き出し口からはみ出ていなければいけません。もし出ていない時は、もう一度裏蓋を開けて黒タブを出すようにします。黒タブは安全カバーの端です。つかんで一気に引き出して下さい。その場合、途中で止めず全部カメラの外に破らない様注意して引き出します。

ファインダ-フレ-ムとファインダ-接眼を立ててのぞきます。写る範囲は内側のフレームです。※メガネをかけている方はファインダ-接眼を使用せずに眼の中心がフレームの中心にくるようにのぞくと便利です。

絞りについてです。ダイヤル€を回すと上部の絞り値表示窓 に絞り値が表示されます。絞り値は6.3、8、11、16、22、32、45、Cで、6.3〜45まで無段階に変化します。 Cに合わせると絞りは完全にクロ-ズされます。撮影前にシャッターインターバルのテストに使用します。

撮影前にシャッタ-インタ-バルのテストを行います、被写体に応じて調整して下さい。シャッターインターバルについてです。インターバルダイヤル€を回すとインタ-バル値表示窓 に数字が出ます。1コマ目より8コマ目までのインターバルタイムは下記の通りです。

¡のスイッチをAからMに変えるとインタ-バルタイムに関係なく、マニュアルで1コマずつシャッタ-が切れます。
インタ-バルが決まったら絞り値を合わせます。下表を参考にして下さい。 (ASA/ISO 3000の場合)
<IMAGE SRC="aa2.gif"

シャッターセットをします。レバーを止まるところまで巻き上げるとシャッターがセットされチェッカーライト€が点灯します (バッテリ-消耗時はライトが点灯しません)。不用意にシャッターをセットした場合は絞りをCに合わせてシャッターをきります。シャッターをセットしたまま長時間放置するとバッテリ-が早く消耗するので気をつけて下さい。シャッターセット後、カメラにショックを与えないで下さい。シャッタ-がきれてしまう場合があります。 ※シャッターインターバルをマニュアルで使用する場合、8コマ撮影してもチェッカ-ライトは消えませんが、故障ではありません。もう一度シャッタ-ボタンを押すと消えます。消えたのを確認してからシャッタ-セットして下さい。

シャッターボタンはシャッターセットレバ-が完全に戻ってから押して下さい。セットの途中やレバーが戻りきらないうちには絶対押さないで下さい。

写真の現像についてです。シャッターをきり撮影したら、白タブをカメラからまっすぐ引き抜きます。決して途中で止めないで下さい。

白タブを引き抜くと、閉じていたドアが開き、黒タブが飛び出します。黒タブが見えている時は白タブを引っ張らないで下さい。飛び出した黒タブをつまみ、カメラからまっすぐ、素早く、途中で止めずに引き抜きます。引き抜く速度は2秒程です。これで現像が始まります。現像中はタブをそのままぶら下げて持つか、平らなところへそっと置いて下さい。その時触ったり、曲げたり、白プリント部分をはぎ取ったりしないで下さい。また、野外で現像する場合は直接風に当てないで下さい。現像時間はフィルムの説明書に従って時間いっぱいまで行って下さい。

撮影した写真はこのような仕上がりになります。

指定の現像時間が過ぎましたら、黒タブに近い端から白い紙(プリント紙)をネガ紙から素早く引きはがします。プリント紙の表面は傷がつきやすい状態ですので、表面には手を触れないで下さい。※フィルムT-107とT-665は次に、変色、退色、すり傷を防ぐためにコ-タ-処理を行います。 T-108、T-667、T-668はコ-タ-処理は必要ありません。

珍しい8コマ連写のポラロイド、KING シークエンス8 モデルX-˘をみてきました。操作説明は以上です。
