カメラレビュー
レンズターレット(オロルフ)
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

レンズターレット・オロルフ
発売:1960年 (その後、約1年で生産中止)
重量:750g
生産数:250台
ライカスクリューマウントのレンズを3本装着して、レンズ交換を瞬時に行うアクセサリーです。
ライツではいろいろなアクセサリーを作られていますがその中でも珍奇なアクセサリーのひとつ。大型であまり実用的ではありません。発売して1年で販売中止になりますが、製品開発に要した費用のほうが販売利益より多いと推定でき、採算に合わない製品の一つであったと思われます。しかしカメラが好きならこういうアクセサリーがあればという想像をしたことはないでしょうか?まさに想像をそのまま実現した道具であるでしょう。オロルフの面白いところはレンズがLマウントに対し、カメラはM型を使用します。 通称、天狗のうちわと呼ばれています。
写真はM2、エルマー50mm/3.5、エルマー90mm/4、ズマロン35mm/3.5が付いています。
参考文献:ライカのアクセサリー(上)中村信一著、CLASSIC CAMERAS PRICE GUIDE'95等
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2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント
オロルフの特徴


オロルフのみの状態。
クローバー型をしています。
Lマウントレンズのみ装着可能。それぞれにレンズのミリ数が指定されています。この図では「M2 50 M3 50-35」と表示されています。

カメラの底蓋を外し、オロルフに取り付ける。

レバーで固定します
(図は固定された状態)

カメラの底蓋がオロルフに取り付けられています。

オロルフ用のレンズ、エルマー50/f3.5。
各レンズ、普通にLマウントのカメラにも使用できます。

ピントレバーが通常のものと異なります。
左:通常のレンズ
右:オロルフ用


このネジで前のレンズボードを回転させることが出来ます。

ストラップを取り付ける吊り環の横にLeitzの文字があります
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オロルフの動き方動画
mov 772k (for Mac)
avi 900k(for Win)
mpg 472k (for Mac,Win)
動き方解説



後ろのネジを時計周りに約270度(3/4回転)回すとレンズボードがカメラから離れ、前へ1.2cm出ます。


更にそのままネジを時計周りに回すとレンズボードが回転します。120度(1/3回転)ずつ止まるように作られています。正面から見るとレンズボードは反時計回りに回ります。


レンズを固定する時は120度の位置でネジを止め、今度は反時計周りに約270度(3/4回転)回すとレンズが固定されます。


固定される時レンズ横の視野率セレクタレバーが切り替わり、レンズ装着完了が分ります。
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世界の回転式レンズターレット

RECTAFLEX1300 ROTOR
レクタフレックス1300ローター
ライカのオロルフよりも早く、1952年に作られる。イタリア製。

TIRANTI SUMMA REPORTER
ティランティズンマリポーター
イタリア製。グリップは付いていないですが、レンズが4本つけることができます。1954年から1958年まで台数限定生産で製造される。

FED
フェド
ライカのコピーで有名な旧ソ連フェドのカメラ+レンズターレット
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