カメラレビュー
ホースマンSW612プロ
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

スペックデータ
型式:56x114mm判パノラマカメラ
発売:1999年駒村商会より発売
使用フィルム:120ロールフィルム
標準レンズ:SWアポ・グランダゴン55mmF4.5
シャッタースピード:B・1〜1/500秒
ピント合わせ:直進ヘリコイド/ピントグラス
大きさ:W171xH136xD68mm
重さ:1370g
価格:574,000円(55mmレンズ/6x12cmキット)
ホースマンSW612にライズ、フォール、シフトといった
アオリ機能が加わったSWプロ。
→ホースマンSW612PのPHOTへGO!

多彩なアオリ機構をもつパノラマ
ライズ、フォール上下各17mm、シフト左右各13mmのアオリが可能です。
ファインダー内にはアオリを使用した時のフレーミングができるマスクが付属していて
シフト量が上下左右それぞれ10mmのときの画面が透視ファインダーでフレーミング
できます。
それ以外のアオリ機能を使用したり、厳密なフレーミングが必要な時は、ロールホル
ダーを外してピントグラスでピント・フレーミングを決めることもできます。
上いっぱいにライズしたところ↓



シフトしたところ↑
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2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

6x7・6x9・6x12と豊富な画面サイズ
画面サイズは6x12判のスーパーワイドカメラですが、ロールフィ
ルムホルダーの交換により6x9、6x7のサイズの撮影も楽しめま
す。
ホルダーは引き蓋付きなのでフィルム装填後でもフィルムホル
ダーとレンズは自由に交換できます。
撮影枚数は6x12判で6枚撮り、6x9で8枚撮り、6x7で10枚
撮りとなっています。

レンズはローデンシュトック社のアポ・グランダゴン35mm、
45mm、55mm、グランダゴンN65mm、N75mm、N90mm
の6種類のレンズが用意されています。
いずれもF4.5とこの種のタイプでは明るいので、ピントグラス
によるピント合わせの場合は被写体を確認しやすいです。
実際の撮影に於いては最良の描写を得るためにF11〜16を
目安にするのがベターでしょう。

焦点調節は基本的にはヘリコイドによる目測距離合わせで
専用のSWビューファインダーによってフレーミングをおこ
ないます。
ファインダーフレーム内からも水準器と距離目盛りを確認す
ることも可能です。


↑35mmフイルムの画面サイズとの比較
2000年7月の祇園祭にて。
子供達が縄を引き、山鉾が巡行の
予行練習をしているところです。
