カメラレビュー
フォコマートV35
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

スペックデータ
型式:35mmカラー用自動焦点引伸機
照明方式:散光式 支柱形式:垂直、丸型
焦点調節:自 動
引伸し倍率:40ミリレンズ3〜16倍
AF・モノクロ&カラー自在の
オールマイティー機
ランプモジュールはカラー用、ヴァリオコントラスト用、モノクロ用とあります。
35mm専用機ですが台板の奥行きも大きく、スイングアームという片持ち型のスプリング機構の自動焦点引き伸ばし機。専用イーゼルマスクは10x12の4枚羽式(写真は2枚羽)。イーゼルの厚みが6cmまでは自動焦点に対応するので他者の物も使用可能です。
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2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

モジュラー交換によりカラー&白黒が自在に選択
フォコマートV35では本来のカラー焼き用モジュールの他に
白黒用モジュール、ヴァリオコントラスト用モジュールを付け替えて使用
できます。ヴァリオコントラスト用とはマルチグレードペーパーに対応した
モジュールです。

写真はカラー用のモジュール。色補正フィルターで濃度を調節する方式です。
シアン・マゼンダ・イエローの濃度の調節は左のダイヤルにて行います(数値は各0〜200まで)。

引き伸ばし電球には12V75Wのタングステンハロゲンランプを使用。ランプにはリフレクターが付いているので
効率的な集光効果を得られ、露光時間の短縮になるので
大伸ばしに有利です。
光ミキシングボックスの入り口付近にある熱保護フィルターのおかげで、長時間の使用でもランプハウスの中はひどく温度が上がることも
なく、一定の温度を保ちます。


正確なオートフォーカス
オートフォーカスと言っても、電子的にピントを合わせるのではなく引き伸ばし倍率に依ってヘリコイドも移動し
ピントを合わせるというしくみになっています。
アーム部分横に付いた調整ダイヤルをまわすとアーム部とヘッド部がスライドするので任意の引き伸ばし倍率に
セットして固定します。引き伸ばし倍率は3〜16倍です。
レンズはフォコターの40mmF2.8(〜F16)。ガウスのでにくい設計になっています。
引き伸ばし面積(cm)
原寸との比較
オート
最大 6.4x9.6
最小 38.5x58
マニュアル
ヘリカルマウントを上げての最大 4.3x6.4
支柱の高さ最大にしての最大 42.5x64
(テーブルの高さ83cmで)
支柱を回転して 90.0x134
地面に投影する時の最大
