カメラレビュー
アートパノラマ170
1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

スペックデータ
型式:6x17cm判パノラマカメラ
発売:1980年4月富山製作所より発売
使用フィルム:120ロールフィルムで4枚撮
レンズ:ニッコールSW90mmF4.5/F8,
スーパーアンギュロンMC90mmF8等
シャッタースピード:B・1〜1/500秒
大きさ:W270xH180xD115mm
重さ:2300g(本体のみ)
価格:258,000円
1978年に特注機として誕生した6x24cm判アートパノラマ
240の画面サイズを6x17cm判にしたモデル。シンプルな
ボディ構造は工夫一つで多様な撮影イメージを造りだせます。
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撮影・操作も手作り感覚なカメラ
アートパノラマは少しの工夫で様々なイメージが得られるカメラ
です。撮影画面サイズはフレームにマスクを取り付ける事で6x17
cm判を6x12cm判に切り替えが可能(撮影枚数は6枚になります)。
またレンズ交換が可能で、イメージサークルをカバーしていれば75
mm(画角100度)〜120m(画角70度)が使用できます。

4x5につけてアオリ撮影
アートパノラマ170ホルダーが別売されていて、手持ちの4x5カメラに
取り付ければアオリ撮影が可能です。付属のピント枠を使用すれば構図
やピントを確認できます。
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2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

フィルムの巻き上げは昔懐かしい赤窓式で、ブローニー
の裏紙のフィルムコマ数表示を3,6,9,12と確認して巻き
上げます(220ロールフィルムは使用できません)。

↑裏蓋の着脱は両サイドのストッパーの穴をボディ側のピンで
固定するシンプルな構造。

シャッターはレンズシャッター式で、全速ストロボが
同調します。
ファインダーは透視式で水準器が見え、水平を注意して撮影ができるようになっています。
ピント合わせは1.5m〜∞の距離スケール付きノブによる蛇腹繰り出しの目測式となっています。ただし内蔵のピント
グラスを使用することで、約50cmまでの接写ができます。フィルム装着後にはピントガラスによるピント確認はで
きません。


↑ピントグラスを引き出したところ。

長辺17cmのワイド感を生かしてタテ画面での撮影。
さすがブローニー120で4枚しか撮れないだけの価値があります。

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