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クラカメ探検隊 · 豆・ミニチュア

KIEV30&minolta16

コーナー名
クラカメ探検隊
分類
豆・ミニチュア
対象機材・テーマ
珍しいカメラの使い方講座KIEV30&minolta16編
概要・導入
16mm小型カメラ Minolta16 & KIEV30 ミノルタ16とそのコピーカメラ・キエフ30。コピ-カメラだけあって、二つはとても良く似ています。ここではこの二つのカメラを比較しながらに見ていきましょう。 ●フィルム巻き上げ:プッシュプル方式●画面サイズ:10×14mm ●発売:1957年4月1日●ファインダー:透視ニュートンファインダー0.95倍●フィルム装填:専用カートリッジの落とし込み式●シャッター:スライドシャッター1/25〜1/200秒、X接点●レンズ:ロッコール25mm/F3.5 ●距離合わせ:固定焦点●サイズ:W79×H24×D42mm ●重量:150g ●フィルム巻き上…

1. 歴史・機構・蘊蓄(エッセイ・解説)

16mm小型カメラ Minolta16 & KIEV30

ミノルタ16とそのコピーカメラ・キエフ30。コピ-カメラだけあって、二つはとても良く似ています。ここではこの二つのカメラを比較しながらに見ていきましょう。

Minolta16仕様

●フィルム巻き上げ:プッシュプル方式●画面サイズ:10×14mm ●発売:1957年4月1日●ファインダー:透視ニュートンファインダー0.95倍●フィルム装填:専用カートリッジの落とし込み式●シャッター:スライドシャッター1/25〜1/200秒、X接点●レンズ:ロッコール25mm/F3.5 ●距離合わせ:固定焦点●サイズ:W79×H24×D42mm ●重量:150g

KIEV30仕様

●フィルム巻き上げ:プッシュプル方式●画面サイズ:13×17mm判●生産時期:1974〜83年●ファインダー:ガラス透視式●フィルム装填:専用カートリッジの落とし込み式●シャッター:1/30、1/60、1/200秒、 シンクロ接動●レンズ:インドゥスタールM23mm/F3.5 ●距離合わせ:マニュアル、0.5m〜∞●サイズ:W85×H26×D46mm ●重量:170g

2. 操作方法・メンテナンス・修理のポイント

ボディ正面 ミノルタ16はフィルターやアタッチメントをレンズ窓にある枠に差し込むことができます。

ボディ背面 キエフ30の背面にはファインダーと独特の絵表示による簡易型露出ダイヤルがついています。一方ミノルタ16にはファインダーのみがついています。

ボディー側面 シャッター速度、絞りの変更ダイヤルは両方ともボディの側面にあります。

キエフ30:シャッタースピード:1/30、1/60、1/200秒 絞り:F3.5〜F11 ミノルタ16:シャッタースピード:1/25、1/50、1/200秒 絞り:F3.5〜F11

プッシュプル方式のボディー

このカメラはプッシュ・プル方式です。ボディ本体を外装ケースから引き出すとフィルム巻き上げ・シャッターのセットが同時に行われるようになっています。キエフ30のシャッターボタンの隣には距離合わせダイヤル(0.5m〜∞

)がついてます。

ボディ底面

底面には両方ともフィルムカウンターと外装ケースをとめている金具ボタンがあります。フィルムを装填する場合はこの金具ボタンを押してケースを取り外します。

ボディー上面・底面

外装ケースを取り外したところです。

キエフ30ミノルタ16上:キエフ30 下:ミノルタ16

キエフ30のフィルムカートリッジ内部

内部・フィルムカートリッジ 二つとも大変良く似ていますが、寸法が若干異なるので互換性はありません。現在16mmフィルムは製造されていないため、フィルムを切って使用することになります。

次にスパイカメラとしてのキエフ30をご紹介します。

シガレットボックス・カメラ -スパイカメラとしてのキエフ30-

超小型カメラは諜報用の写真撮影にはとても便利です。各国の諜報機関は独自でカメラを開発することもありましたが、市販のモデルで適したものを使用することもありました。 16ミリの小型カメラもスパイ用には適しており、その多くが他の品物に組み込まれて使用されました。キエフ30は金属製の偽シガレットボックス(John Player Special:イングランドでは一般的に知られた煙草で、この偽煙草はそれを忠実に再現しています。)に組み込まれて使用されました。箱から飛び出している偽煙草でシャッターチャージするようになっています。また、より本物らしくするために本物の煙草が2本入れられる余地があります。