昭和33年に発売されたコニカのカメラです。 第二次世界大戦後から製造されたコニカシリーズは堅牢なボディとヘキサノンレンズの魅力で人気のあるカメラでしたが、このコニカ3はその中でもセルフコッキング、二重露出防止、アルバタ式ブライトフレームの採用などそれまでのシリーズから一新し、さらに人気を高めたモデルです。またこのカメラでは日本で最初のフロントレバー式の巻き上げ機構を採用しています。 特にブライトフレームファインダーは補色距離計となっていて、二重像は完全な補色の黄色と紫の像で見えるので像のずれがよくわかり、また合致した時には自然光になるのでとても見やすいと評判になりました。 今回は、このコニカ3の使い方を見ていきましょう。 >>その他にコニカ3Aとコニカ3Mの特徴へ 画面サイズ:24×36mm レンズ:ヘキサノン48mm/f2(改良アンバーコーテッド) 画面角度:対角線48.5°/長辺41°/短辺28° シャッター:セイコーシャMXL シャッタースピード:B、1、1/2、1/5、1/10、1/25、1/50、1/100、1/250、1/500秒、ライトバリュー目盛り付き ファインダー:ブライトフレーム、補色連動距離計、倍率0.7倍 フィルム巻き上げ:フロント式セルフコッキングレバーによる フィルムカウンター:自動復元順算式 フィルム巻き戻し:クランク式