今回使用したボックス・テンゴールはかなり初期の型ですが、この後、アタッチメントレンズが内蔵されたり、シャッターロックの機能が装備されたり、またファインダーのページにも書きましたがファインダー・スクリーン部がすりガラスからレンズに変わったりと、次々と改良が加えられていきます。また、デザイン面でもレンズの周囲に亀甲型の飾り板(絞り切換えレバー等がここに移動、後には円型を基調としたものに変化)が付いたりするなどして、33年の間の変化を見るのも楽しいカメラです。