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魅惑の二眼レフ | 二眼レフとは? | 二眼レフの構造 | 二眼レフの歴史 | 二眼レフの数々 | 二眼レフで撮影しました |おすすめ二眼レフ

二眼レフとは?
まずは二眼レフってどんなものだろう?といった基本中の基本からお話します。

二眼レフってなぁに?
撮られるのは苦手!と思ってしまって、カメラを向けられると顔がひきつってしまうという現実はだれにもあります。 親しい人に撮られるならまだしも、全然知らない人に突然カメラを向けられるとちょっとビビってしまいます。
二眼レフが最もスナップやポートレイトの撮影に向いていると言われる理由は、その形にあります。

ポートレイトで本領発揮
ふつうカメラというと横長の四角い箱のまんなから筒のようなものがニョキッと突き出ている形を想像しますが、二眼レフは違います。二眼レフの一般的な格好は縦長の四角い箱に小さい目が二つ付いています。決してニョキッとは付いていません。
また、ふつうは撮る人は被写体の真正面でカメラを構えますが、二眼レフの場合撮る人はこちらを向かず、フードを立ててファインダーをのぞくので、相手におじぎしてピントを合わせます。これは撮られる人にとっては大きな違いです。
そして、二眼レフはミラーのアップダウンがないのでシャッター音はとても小さく、レリーズ時の振動も無いためかなりのスローシャッターを手持ちで切ることができます。これもポートレイトを撮る際の利点と言えます。
こうして、カメラを向けられてビビってしまう要因を二眼レフはたくさんのオリジナルな機能でクリアします。

二眼レフの魅力
もちろん二眼レフは使うという立場に立ってみても撮る人の心を踊らせます。 二眼レフを触ったことのない人が初めてファインダーをのぞいた時、6×6の正方形の画面は想像以上に新鮮です。縦横を気にせず、また自由にトリミングもできます。
しかし、その新鮮さもふっとぶくらい驚きなのは左右逆の像です。つくりを見てみれば単純なことですが、ボディを右にふると像は左にふられ、左にふると右にふられ…やはりこれは慣れないうちは骨をおります。
ほとんどの二眼レフはレンズ交換ができないのでもともとの75mmレンズ(標準レンズ)でずっと撮ることになるのですが、その画角がとってもいい感じです。
今ではほとんど生産されていないため、手に入るカメラはほぼ中古ですが、一眼レフよりも簡単なつくりなので壊れにくく、致命的なジャンクというのはよっぽどの扱いをしない限り無いといえます。

秘かなるブーム

最近では秘かな二眼レフブームが起こっています。特に若い人がフルマニュアルのカメラを使う傾向が見られてきたことで、その注目は二眼レフにも集まってきているのです。
何しろこのスタイルで撮るカメラっていうだけでファッションとしてニ眼レフを使う感覚があるのかもしれません。若者らしい(?) 見た目重視、雰囲気重視のカメラ選びです。
これには賛否両論でしょうが、個人の考えとしては全然オッケーです。自分のお気に入りのカメラを持って街にくりだすだけでいい写真が撮れちゃうような気分になれるなら、それはその人にはすばらしいカメラですから。




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