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FUJICASCOPE sound SH30
映写の方法
まず、電源コードをつなぎます。すると映写ランプが予備点灯します。したがって、長時間電源コードをさしたままにしないでください。
操作スイッチ(ダイアル)を「LAMP」にし、映写ランプを点灯させて映写機の位置、角度、ズーミングを調節します。調節が終わったら、操作スイッチを「OFF」に戻します。
巻き取りリールをセットします。アームは使用するリールによって角度を変えてください。10号オートリールの場合「800 REEL」に、12号オートリールの場合「1200 REEL」に合わせてください。
映写機の裏のコマ速度切替ノブで、映写速度を切り替えてください。切り替えは必ず操作スイッチを「OFF」にして行ってください。
映写するフィルムをかける前にフィルムの巻きぐせが内側にまいているか確認して下さい。外側にまいている場合自動装填がうまく行かないので内側に巻くようにしごいてください。
映写するリールを取り付けたら、フィルムの先端を映写機の足についているカッターで切り整えます。パーフォレーション(フィルムの穴)をカッターの突起に合わせて切り落とします。
操作スイッチを「LOAD」にし、フィルム挿入口の後ろにあるループフォーマーを押し下げ、フィルムを挿入します。
フィルムが巻き取り用のオートリールに自動的に巻きついたら、操作スイッチを「LAMP」にします。ループフォーマーはこのときに自動的に解除されます。フィルムが巻き取りリールに巻きつかない場合は、操作スイッチを「OFF」にして手でまきつけ下さい。
フォーカシング及びフレーミングします。
フィルムの状態が悪く、映写中にたるんできてループフォーマーにあたるときはループフォーマーを何回か軽く下に押すことによって修正できる場合があります。それでも直らない場合は、カバーを開けて修正して下さい。
サウンドフィルムを映写する場合、操作スイッチを「LAMP」にした状態で「MAG・OPT」の切り替えを行ってください。その後、アンプの「POWER」スイッチを入れ、「VOLUME」を小さめにした状態で、操作スイッチを「SOUND」にして下さい。
映写速度の誤差が目立つ場合は、裏側の「FINE ADJ」(ファインアジャストノブ)で微調節して下さい。
大画面映写する時は、操作スイッチを「LAMP」にした上で、照度切り替えレバーを「Hi」にして下さい。ただし、操作スイッチを「OFF」にした場合や、still映写にした場合、自動的に「Lo」の位置に戻ります。
映写が終了したら、フィルムを全て巻き取りリールに巻き取ってください。前のアームの下にある巻き戻しレバーを引き出し、巻き取りリールから元のリールに直接フィルムを架け、操作スイッチを「REV」にすると巻き戻されます。巻き戻しが終了したら、巻き戻しレバーを元のように押しこんでください。
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