それでは実際に撮影してみましょう。
8mmカメラはその多くが家庭用に作られたものなので、誰でも簡単に撮影することができます。それでは撮影時のチェックポイントを以下にまとめておきます。
- 撮影場所の明るさは十分ですか?
夜間や室内などは思った以上に暗くうつるので、ライトを使って被写体を明るくした方が安全です。ただ、一度うつしてみないとなんともいえないので、経験が必要なところでもあります。
- 絞りは自動(EE)になっていますか?
普通は自動にしておくのがいいでしょう。
- 撮影速度は18コマ/秒になっていますか?
普通の8mmフィルムでは1秒間に18コマのスピードで映写するので撮影する時もこのスピードで撮影しなくてはなりません。
- ピントはあっていますか。
ファインダーをのぞいて調節してください。レンズの距離表示と実際にピントが合う距離がずれているときは、視度調節がずれているときがあります。ファインダーの目を当てる部分を回してみてください。
だいたいこのようなことを確認したら、後はシャッターを押すだけで撮影できます。
はじめは何も気にせずに自由に撮ってください。フィルム1本分を撮り終わったらなるべく早く現像に出してみて、見てみましょう。(現像についてはまた後で述べます。)自分の思っていたのとは意外と違う感じになっていると思います。後は、その経験を生かして8mmを自分のものにできるようにがんばってください。
次のページではちょっとした特殊技法をお教えします。
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