撮影レンズの向かって右側に示されるのが、ライトバリュー値です。(写真◯の部分)ボディ背面の表と照らし合わせてライトバリュー値をセットし、その後絞り、またはシャッタースピードのいずれかをあわせると他方も自動的にセットされるようになっています。その下には絞り、逆サイドにシャッタースピードが表示されます。 ライトバリューというのはローライフレックス3.5からシャッターに組み込まれたシステムで、絞りとシャッタースピードの組み合わせが常に同じ露出倍数になるようにしたもので、撮影時の操作を簡略化しようという目的で開発されたものでしたが、かえって使いにくいということで、ローライフレックスの方では1963年には取り除かれています。