ニ眼レフカメラで120ブローニーフィルムではなく、35mmフィルムの使用を可能にしたローライキンのII型です。ローライコードではVa、Vb型での使用が可能です。(ローライコードVb参照)他には裏蓋のフィルム圧板が6×6判と24×36判の切換式になているものに装着が可能です。 最初のローライキンが発売されたのは1932年。ニ眼レフカメラで35mm判のシネフィルムを使っての撮影はできないものか、ということで開発されました。当時はまだカラーのブローニーフィルムがなかったため、それでなんとかニ眼レフでのカラー撮影を、という声があったのではないでしょうか。裏蓋をローライキン専用のものと交換して使用する形式でしたが(ローライフレックスV参照)、その後各部のパーツを交換するようになるなど徐々に変化しています。