1976年、ミノルタはペンタプリズムを使用しないポロミラー式の、かなり個性的な110ズームカメラ、110ズームSLRを発売しました。それから4年後に発売したのがこの110ズームSLRマーク2で、他社から発売されている110カメラに比べてもかなり高級感のあるカメラだといえます。 前モデルの110ズームSLRとは異なりペンタプリズム式・TTL測光式で、さらに小型化が進められました。 またマクロレンズが内蔵されていますが、撮影距離が固定されているものではなく、ズームリングで調節できる全域マクロを採用しています。 発売:1980年9月 型式:110フィルム使用ズームレンズTTL・AE一眼レフカメラ 画面サイズ:13×17mm レンズ:ズームロッコールマクロ25〜67mm/F3.5、10群12枚 ファインダー:ペンタプリズム固定式アイレベルファインダー フォーカシングスクリーン:スプリットイメージ式(中央部)、マット式(周辺部) 測光方式:TTL開放測光、中央重点的平均測光 露出補正:±2EV シャッター速度:B、1/4〜1/1000秒 セルフタイマー:内蔵 シンクロ接点:X ミラー:クイックリターン式 使用電池:LR-44/A76またはG-13型銀電池(SR-44)1.5V×2 サイズ:75×105×102mm 重量:約485g