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クラカメ探検隊
珍しいカメラの使い方講座ライカM1編



ライカM1は製造番号は950001より始まり、9431台生産されました。 ライカM2から距離計を取り除き、ファインダー内を35/50mmの2種類の ブライトフレームに簡略化したモデルです。Mシリーズのうちでも価格の 安い型で、当時最も手頃な機種であったことから「スチューデントモデル(学生用)」 と呼ばれました。必要がなくなった距離計用の窓は塞がれ、型式の「M1」がいれてあります。 M1はピント合わせが不要叉は固定したままで使用する科学研究用に作られたモデルの ようで、距離合わせの容易な広角系レンズの使用が適しています。 2種類のブライトフレームは常時表示されており、切り換えはできませんが、 パララックスは自動的に調整されます。発売当時、ライツ社はM1からM2への 改造を引き受けていたので、M2に改造されたM1は少なくありません。 その結果M1の総合的な台数は減り、現在はコレクターズアイテムの1つになっています。 さらに軍用のオリーブ仕上げとなると完全なコレクターズアイテムになっています。 ライカM1 ●発売年:1959〜1964年 ●型式:マニュアルフォーカスレンジファインダーカメラ ●レンズマウント:ライカMバヨネット式 ●ブライトフレーム表示:35/50ミリ ●シャッター:機械式横走り布幕 B、1〜1/1000秒 ●測光方式:露出計なし ●フィルム巻き上げ:2回巻き上げ ●フィルム巻戻し:引き上げ式ノブ ●大きさ:138×77×33.5mm ●重さ:545g

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