1958年の「フォトキナ」で、ツァイス・イコン社から、世界最初の露出機構と連動するセレン露出計を内蔵した35mm一眼レフ"コンタレックス"が発表された。 全金属性の重厚なボディーはまさに王者の風格。標準装備のプラナーもほとんど工芸品レベルの作りこみであり、かつ目前のモノをスパッと明快に切り取る描写力の高さは、あまりにも有名。ボディーサイズは幅153×高さ98×奥行63で、重さが910グラム、標準レンズのプラナー50mmF2が63×44mm、230グラムの組み合わせ。