ニッコールレンズ講座50mm標準レンズ編 ニッコールレンズの名が初めて使用されたのは 1931年に商標登録が出願され、最初の製品は航空写真撮影用レンズで 陸軍に納品された記録が残っています。1935年民生用カメラレンズとして 精機光学研究所(現*キヤノン)初のカメラであるハンザキヤノンに ニッコールレンズが採用されました。 ライカLマウントで供給されたニッコールレンズが世界の報道の現場で活躍 するカメラマンに愛用されたことでニッコールの信頼性は世界中に知られて いくようになりました。 ニコンFマウントは1959年ニコン初のの一眼レフカメラであるニコンFを製造するときに 新たに開発されました。迅速にレンズ交換ができるようにバヨネット式を採用。 将来をみこしてマウント径を大口径に設計されました。ニコンFマウントは1959年の 発売以来基本構造は変わらないため、初期のレンズを現代のニコンFシリーズに マウントすることができます。また逆に最新のレンズをニコンFに取り付けることも 当然可能です。 標準レンズ、魚眼レンズ、広角レンズ、超望遠レンズ、ズームレンズ等 様々な撮影目的に対応するため、種類もおおいのが魅力です 今回はニッコールレンズFマウント標準レンズについてみていきましょう